![]() このブログは以下の三つのカテゴリーで構成されています。 ◆最新記事は⇒1/11、《ユング・・・》のカテに“ふしぎなキリスト教・・・”を ◆ ◆新着記事15件のみを一気にお読み頂くなら、こちらもお勧めです◆ ◆・・・ twitter も始めました(最新記事は右サイドにも)・・・◆ ・・・ブログTOPタイトル画像のアーカイブをこちらに・・・ 7/26、ブログ運営会社の突然のソフト変更でこのブログの内部リンクが届かなくなったり見づらくなったりしています。ある程度りリカバリーをしていますが、現在の状況は《新着メッセージ》や《全体の目次》のコーナートップの朱書き部をご参照ください。 ◆各記事の文章中に張られたブログ内リンクも半数程度は行先に届かない可能性があります。 不思議な響きを持った言葉、“クオリア”・・・多少拡大解釈させていただくとその意味合いには、ことあるたびに脳裏をよぎり胸中で生起消滅する「心象風景」といったものも含まれるのでしょうか。 喧騒の中に生き、様々な刺激を受けては生起消滅するクオリア。人生も午後三時を越えようとするころにもなると胸中に渦巻くものもまたひとしお。 フッと心に浮かぶこうした心象風景を単なる感情表現ではなく、《組織心理学》とか《ユング》のフレーズに重ねて言葉にすることで、“心理学風エッセイ集”といった雰囲気がかもし出せれば・・・そうした思いでこのブログを設けてみました。(2004.10.23 開始) ・・・突然出てくる言葉“クオリア”については解説がこちらに・・・ (2011.1.1追記)人生の午後三時などと称して始めたこのブログもとうとう七年目を迎えてしまいました。気が付けば時計は確実に進み、現在は人生の午後六時か七時といったところでしょうか。なのに思いは未だ半ば・・・このブログはこれからもさらに続くことになりそうです。 このため下記のリンクや各記事の中の文章中に張られた内部リンクのうち、▼印の付いたリンクは飛び先で前後の関連記事を見る際はスクロールが使えず、記事をめくる都度クリックが必要となりました。面倒をおかけしますがご容赦願います。 ・03/05 プーチン、大統領復帰で・・・で追記・・・ ・01/08 今冬の電力節減状況推移グラフを掲載開始・・・ ・10/06 ▼スティーブ・ジョブズ氏死去で・・・で追記・・・ ・06/23 原発再稼働要請に知事反発・・・で追記・・・ ★02/03★ 《エナジー&・・・》のカテに“スマートグリッド、ソーラー、LNG発電”等4件 ★01/11★ 《ユング・・・》のカテゴリーに“▼ふしぎなキリスト教・・・”で1件 ★01/05★ 《エナジー&・・・》のカテに“原発事故とCO2、二つの脅威”を ★以下は2011年★ ★12/18★ 《エナジー&・・・》のカテに“今冬の節電が始まる・・・”を ★12/01★ 《クオリア・・・》のカテゴリーに“▼文明文化は多地域起源・・・”を ★09/20★ 《風に任せて・・・》のカテに“日本企業にいま大切な…”を ★08/25★ 《ユング・・・》のカテゴリーに“ソルジェニーツィン・・・”を ★08/20★ 《エナジー&・・・》のカテに“エネルギー論争の盲点”を ★07/12★ 《エナジー & カーボン》をカテゴリーに設定しました。 ★07/05★ 《風に任せて・・・》のカテに“アドリア海沿岸への旅”を ★05/15★ 《風に任せて・・・》のカテゴリーに“浜岡原発停止・・・”を ★05/12★ 《組織心理・・・》のカテに“▼グーグル10の黄金律・・・”を ★04/22★ 《クオリア・・・》のカテゴリーに“▼さらに続く進化論・・・”を ★04/18★ 《風に任せて・・・》のカテゴリーに“TPP亡国論・・・”を ★04/03★ 何とこのブログのアクセスが30000件超に・・・感謝です! ★04/03★ 《風に任せて・・・》のカテに“今夏の計画強制停電阻止”を ★03/25★ 《風に任せて・・・》のカテに“余震、汚染、電力不足”で1件 ★02/26★ 《クオリア・・・》のカテゴリーに“▼再度、アフォーダンス理論”を ★02/15★ 《組織心理・・・》のカテゴリーに“▼電子出版の未来図”で1件 ★02/13★ 《風に任せて・・・》のカテに“▼叡智の源、地中海再び”で1件 ★02/10★ 《組織心理・・・》のカテゴリーに“▼ツイッター、始めて1年”で1件 ★01/16★ 《ユング・・・》のカテゴリーに“錬金術・・・その源流”で1件 ★01/10★ 《組織心理・・・》のカテに“ ▼ツーボスシステム、狭間の風景”を ★01/08★ 《組織心理・・・》のカテに“▼マネジメント信仰が会社を滅ぼす”を ★01/01★ TOPにtwitter設置、カテゴリーTOPにタイトル画像で模様替え ★以下は2010年★ ★12/23★ 《風にまかせて・・・》のカテに“「ユーロ」の危機・・・”で1件 ★11/27★ 《ユング・・・》のカテゴリーに“ロシアの論理・・・”で1件 ★10/27★ 《風にまかせて・・・》のカテに“変わる世界、遅れる日本”を ★10/20★ 《風にまかせて・・・》のカテに“アンコールワット再訪・・・”を ★10/15★ 《ユング・・・》のカテゴリーに“▼イランはこれから・・・・”を ★08/21★ 《風にまかせて・・・》のカテに“スエーデンはなぜ強いのか”を ★07/31★ 《組織心理・・・》のカテゴリーに“▼野生の思考・・・”を1件 ★07/20★ 《クオリア・・・》のカテに“▼再度、進化論あれこれ・・・”で2件 ★06/30★ 《組織心理・・・》のカテゴリーに“▼日本辺境論・・・”を1件 ★06/30★ 《風にまかせて・・・》のカテに“増税で経済活性化?”を1件 ★06/18★ 《ユング・・・》のカテゴリーに“▼ユーラシア胎動・・・”を1件 ★05/17★ 《組織心理・・・》のカテに“▼クラウド、携帯端末戦争・・・”を ★05/15★ 《組織心理・・・》のカテゴリーに“▼中空構造日本の深層・・・”を ★04/28★ 《ユング・・・》のカテゴリーに“▼転移の心理学・・・”を1件 ★04/26★ 《クオリア・・・》のカテゴリーに“▼人類進化の700万年・・・”を ★04/21★ 《風にまかせて・・・》のカテに“中国経済の正体・・・”で1件 ★03/20★ 《ユング・・・》のカテゴリーに“映画「Oceans」・・・”を1件 ★03/17★ 《組織心理・・・》のカテに“▼鬱との会話やロゴセラピー等”で2件 ★03/14★ 《風にまかせて・・・》のカテゴリーに“世界を知る力・・・”で1件 ★03/12★ 《クオリア・・・》のカテに“▼環境が誘発するDNAの発現・・・”を ★03/10★ 《クオリア・・・》のカテゴリーに“発達アンバランス症候群・・・・”を ★02/24★ 《組織心理・・・》のカテゴリーに“▼ニクラス・ルーマン・・・・”を ★02/22★ 《風にまかせて・・・》のカテに“映画「サロゲート」・・・”で1件 ★02/15★ 《組織心理・・・》のカテゴリーに“▼ツイッターの社会論・・・・”を ★01/20★ 《風にまかせて・・・》のカテに“金融恐慌とユダヤ・キリスト教”を “⇒新着記事渡り歩き⇒”でたどれるのはここまでと致します。 ★以下は2009年★ ★12/26★ 《ユング・・・》のカテゴリーに“▼人は変われるものなのか”で2件 ★12/18★ 《組織心理・・・》のカテゴリーに“▼境界線で揺れるヤジロベー”を ★12/12★ 《風にまかせて・・・》のカテに“COP15・・・エネルギーの未来”を ★11/10★ 《クオリア・・・》のカテに“経済学もいろいろ、経済物理学”を ★10/30★ 《風にまかせて・・・》のカテに“▼ロスチャイルド家の通貨強奪”を ★10/06★ 何とこのブログのアクセスが▼20000件超に・・・感謝です! ★09/30★ 《組織心理・・・》のカテゴリーに“▼温存される不適切・・・”を1件 ★09/28★ 《ユング・・・》のカテゴリーに“▼ある種の宗教進化論・・・”を1件 ★09/15★ 《組織心理・・・》のカテゴリーに“▼悪いのは私じゃない・・・・”を ★07/31★ 《組織心理・・・》のカテゴリーに“「説明責任」とは・・・・”で1件 ★06/28★ 《組織心理・・・》のカテゴリーに“▼「ビジネス・インサイト」・・・・”で1件 ★06/24★ 《クオリア・・・》のカテゴリーに“「実験進化学」・・・・”で2件 ★06/23★ 《クオリア・・・》のカテゴリーに“▼生物と無生物のあいだ”を1件 ★04/30★ 《組織心理・・・》のカテゴリーに“「思考停止社会」・・・・”で1件 ★03/10★ 《組織心理・・・》のカテに“▼クラウド・コンピューティング・・・・”で1件 ★03/05★ 《組織心理・・・》のカテゴリーに“▼創造性の源泉・・・・”で1件 ★02/21★ 《クオリア・・・》のカテに“▼サブリミナル、外在主義・・・・”で2件 ★01/26★ 《組織心理・・・》のカテに“▼魔神が生み出すiPod・・・”を1件 ★01/08★ 《クオリア・・・》のカテに“▼心の哲学、脳とこころ・・・”で2件を ★以下は2008年★ ★12/31★ 《クオリア・・・》のカテに“▼素朴心理学は消えるのか?”を1件 ★12/23★ 《組織心理・・・》のカテに“▼組織を変える「仕掛け」・・・”を1件 ★12/21★ 《クオリア・・・》のカテに“言語野の手前の「読字障害」・・・”を ★10/28★ 《組織心理・・・》のカテに“▼「テレワーク」の現実・・・”を1件 ★08/26★ 《組織心理・・・》のカテに“▼「私はうつ」と言いたがる・・・”を ★07/21★ 《ユング・・・》のカテに“井筒さんの「言語アラヤ識」”を1件 ★07/20★ 《組織心理・・・》のカテに“「うちのシステムはなぜ・・・」”を1件 ★07/19★ 《組織心理・・・》のカテゴリーに“▼「つっこみ力」・・・・・”を1件 ★07/18★ 《クオリア・・・》のカテに“▼粘菌ロボットの不思議・・・”で2件 ★07/17★ 《ユング・・・》のカテに“▼井筒さんの「意味の深みへ」”で2件 ★07/16★ 《ユング・・・》のカテゴリーに“▼「ゾロアスター教」・・・”を1件 ★07/15★ 《組織心理・・・》のカテゴリーに“▼「鬱のちから」・・・”を1件 ★04/28★ 《組織心理・・・》のカテゴリーに“▼「CIAのインテリジェンス」・・・”を ★02/20★ 《組織心理・・・》のカテゴリーに“▼「フリーズする脳」・・・”を1件 ★02/18★ 擬似投稿日の設定を全面変更し、章節の構成を再調整。 ★01/31★ 《クオリア・・・》のカテの“▼「心の哲学」、ロボット篇”に《続》を ★01/10★ 《クオリア・・・》のカテゴリーに“デカルトのあかちゃん・・・”を ★以下は2007年★ ★12/31★ 《組織心理・・・》のカテゴリーに“▼ウェブ時代をゆく・・・”で1件 ★11/01★ 何とこのブログのアクセスが10000件超に・・・感謝です! ★10/12★ 《組織心理・・・》のカテゴリーに“●▼ルチメディア、マクルーハン”で3件 ★9/26★ 《組織心理・・・》のカテに“▼言葉はなぜ通じないのか・・・”を ★9/05★ 《クオリア・・・》のカテゴリーに“▼アフォーダンスの心理学・・・”を ★8/30★ 《クオリア・・・》のカテに“可視化、見える化、感じるか”で4件 ★8/15★ 《ユング・・・》のカテに“▼能動夢、能動的想像、覚睡夢”で2件 ★8/10★ 《組織心理・・・》のカテゴリーに▼山本七平の”日本人と組織”を ★7/18★ 《クオリア・・・》のカテに難しい計算より難しい簡単な計算を ★7/01★ 《組織心理・・・》のカテに米国で“▼i Phone”衝撃のデビューを ★6/07★ 《ユング・・・》のカテゴリーに“ペルソナと三位一体・・・”等で3件 ★5/06★ 《組織心理・・・》のカテゴリーに“▼「ものづくり経営学」・・・”を2件 ★5/21★ 《ユング・・・》のカテゴリーに“ロシア正教会再統一・・・”で1件 ★4/28★ 《組織心理・・・》のカテに“ギャラップQ12、これが答えだ!”を ★4/18★ 《ユング・・・》のカテゴリーに“▼「四住期」と「結廬在人境」”で3件 ★4/14★ 《組織心理・・・》のカテに“▼その思い出は、苦い?甘い?”を ★4/10★ 《組織心理・・・》のカテゴリーに“▼そもそも株式会社とは・・・”を お蔭様でアクセスカウンターが7000を超え、記事数も200件に! これを機会にスキンをちょっと明るく、カテゴリーも新たにもう一個。 ★3/05★ 《組織心理・・・》のカテに▼グーグルを超える次世代ウェブを ★2/21★ 《組織心理・・・》のカテに“▼深化する人、進化する人・・・”を ★2/20★ 《ユング・・・》のカテゴリーに“▼こころの三層構造・・・”を ★2/10★ 《組織心理・・・》のカテに構造主義、知の一網打尽等で3件 ★1/30★ 《組織心理・・・》のカテに“プロフェッショナル原論・・・”を ★1/28★ 《組織心理・・・》のカテに“▼「うつ」とつきあう心理学・・・”を 以下は、次ページに続きます・・・ リンク名称の頭に▼印があるものは、リンク先でその前後の記事を見る際はスクロールではなく記事一個ごとにアップ/ダウンのクリックが必要です。
★以下は2006年★ ★11/28★ 《クオリア・・・》のカテに“ピンカーの「人間の本性を考える」”を ★12/28★ 《クオリア・・・》のカテに“中沢さんの「対称性人類学」・・・”を ★11/25★ お蔭様で本日アクセスカウンターがなんと6000件に・・・ ★11/18★ 《組織心理・・・》のカテに“会社は誰のために・・・”を3件 ★10/26★ 《クオリア・・・》のカテの“赤ちゃんの言語野”に追加で2件に ★10/16★ 《クオリア・・・》のカテに“認知科学+進化論・・・”等で3件 ★9/30★ 《クオリア・・・》のカテゴリーに“行動経済学・・・”を1件 ★9/17★ 《組織心理・・・》のカテゴリーに“▼「知」のソフトウェア”を1件 ★8/25★ 《組織心理・・・》のカテに“▼他者蔑視と・・・愛国心”を1件 ★8/20★ 《ユング・・・》のカテゴリーに“▼2003年4月のイラク・・・”を1件 ★8/12★ 《ユング・・・》のカテゴリーに“▼イスラーム戦争の時代”で3件 ★8/03★ お蔭様で本日アクセスカウンターがなんと5000超に・・・ ★7/31★ 《組織心理・・・》のカテに“▼家庭のうつ、職場のうつ”で2件 ★7/20★ 《組織心理・・・》のカテゴリーに“パロマとクボタ・・・”を1件 ★6/21★ 《組織心理・・・》のカテに“▼Wikiとマス・コラボレーション”を1件 ★6/20★ 《組織心理・・・》のカテに“▼シンドラーの不思議”を1件 ★6/15★ 《ユング・・・》のカテゴリーに“ダ・ビンチコード・・・”を2件 ★6/06★ 《組織心理・・・》のカテに会社はだれのものか・・・を1件 ★6/01★ 《組織心理・・・》のカテに▼仮想的有能感や全能感を1件 ★5/30★ 《クオリア・・・》のカテゴリーに▼立花さんの「脳科学」を1件 ★5/26★ 《組織心理・・・》のカテに▼Googleと「ウェブ進化論」を1件 ★5/24★ 《組織心理・・・》のカテゴリーに▼意図、会話、収斂・・・を1件 ★4/24★ 《組織心理・・・》のカテゴリーに▼意思決定の技術・・・を1件 本日アクセスカウンターがなんと3000に!感謝です。 ★4/02★ 《組織心理・・・》のカテに“▼ストレスで伸びる人・・・”を1件 ★3/14★ 《クオリア・・・》のカテゴリーに▼「情報学的転回」・・・を1件 ★3/08★ 《組織心理・・・》のカテゴリーに“成果主義・・・雑感”を1件 ★3/01★ 《ユング・・・》のカテに“▼サイコイド、共時性等・・・”で2件 ★2/18★ 《組織心理・・・》のカテに“▼弁証法、ハーバーマス論争”を2件 ★2/10★ 《クオリア・・・》のカテゴリーに“建築とこころ・・・”を2件 ★2/06★ 《ユング・・・》のカテに“▼物理に見立てたユング”等を計3件 ★2/01★ 《ユング・・・》のカテに“▼日本版:意識の起源史”で1件 ★以下は2005年★ ★12/21★ 《組織心理・・・》のカテゴリーに“▼ビタミンA欠乏症”を1件 ★11/18★ 《組織心理・・・》のカテに“▼図形、図表で考える”等で2件 お蔭様で本日アクセスカウンターが2000、記事数が150件に。 ★11/10★ 《ユング・・・》のカテに“適応 VS 自己実現・・・”を3件 ★11/05★ 《組織心理・・・》カテゴリーに“答えの形と居場所”を2件 ★10/25★ 《組織心理・・・》カテに“▼若年性アルツハイマー・・・”を1件 ★10/20★ 《組織心理・・・》カテに“うつ、自殺、ゆれる小舟・・・”を2件 ★10/15★ 《クオリア・・・》カテゴリーに“爬虫類脳のリアリティ”を1件 ★10/15★ 《組織心理・・・》カテに“▼すべてが否定されるあなた”を1件 ★10/10★ 《組織心理・・・》カテに“▼プロジェクトXと隠れキリシタン”を2件 ★8/25★ 《ユング・・・》のカテゴリーに“個性化、自己超越”等で3件 ★8/21★ 《ユング・・・》のカテゴリーに”ヒンドゥー、四住期”等を4件 ★8/18★ 《組織心理・・・》のカテに“情報システムの夢と現実”を4件 ★8/16★ 擬似投稿日の設定を全面変更し、章節の構成を再調整。 ★6/05★ 《組織心理・・・》のカテゴリーに“組織と情報”について5件 ★5/28★ 《組織心理・・・》のカテに“社員の熱意と消沈・・・”等で5件 ★5/21★ 《ユング・・・》のカテゴリーに“ネオコン・・・”で1件。 お陰さまで本日アクセスカウンターがなんと1000を越えました。 ★5/03★ 《ユング・・・》のカテゴリーに“ヨハネ・パウロⅡ”で1件。 ★3/21★ 《クオリア・・・》カテの《質的研究法・・・》に追加で計4件に。 ★3/05★ 《組織心理・・・》のカテゴリーに“組織の不祥事”を3件。 ★3/01★ 《クオリア・・・》のカテゴリーに“科学思想の系譜?”を2件。 おかげさまでこのブログの記事数が100件となりました。 ★2/28★ 《ユング・・・》のカテに“純粋善・グノーシス”を3件。 ★2/26★ 《ユング・・・》のカテに“▼ユングに意図はない”等で2件。 ★2/25★ 《ユング・・・》のカテゴリーに“トロツキーと唯識”等を2件。 ★2/24★ 《組織心理・・・》のカテの“もつれとヒズミ”に、11件追加。 ★2/21★ 《組織心理・・・》のカテに“▼組織の文化と制度”を9件。 ★2/20★ 《クオリア・・・》のカテゴリーに“▼自己組織化”等で3件。 ★2/18★ 《ユング・・・》のカテに“無意識あれこれ”等を4件。 ★2/17★ 《ユング・・・》のカテゴリーに“▼アドラーの不思議”等を3件。 ★2/16★ 《組織心理・・・》のカテに“企業の存在意義”で6件。 ★2/14★ 《ユング・・・》のカテゴリーに“ユングと唯識”について3件。 ★2/12★ 《クオリア・・・》のカテゴリーに進化心理学等を3件。 ★2/11★ 《ユング・・・》のカテゴリーに“▼フロムとユング”で2件。 ★2/10★ 《ユング・・・》のカテゴリーに三大宗教等について2件。 ★2/10★ 《ユング・・・》のカテゴリーに錬金術等について3件。 ★2/10★ 《ユングの裾野の風景》のカテゴリーを開始しました。 ★2/08★ 《組織心理・・・》のカテゴリーに“▼組織と創造性”で2件。 ★2/08★ 《組織心理・・・》のカテゴリーに“▼癒し系、田中さん”で2件。 ★2/06★ 《組織心理・・・》のカテゴリーに“創造性”について9件。 ★2/03★ 《組織心理・・・》のカテゴリーに組織のかたちを9件。 ★2/01★ 《組織心理・・・》のカテに組織心理学への期待を3件。 ★2/01★ 《組織心理の心象風景》のカテゴリーを開始しました。 ★以下は2004年★ ★10/23★ 《クオリア・・・》のカテゴリーにクオリアとの出会いを3件。 ★10/23★ 《クオリアとか進化論など》のカテゴリーを開始しました。 ブログでは本来、日記風に投稿日の順に記事が並ぶもののようですが・・・
このブログではあらかじめ「章」「節」の構成を決め打ちし、一年間の月度を割り振り、その上で「章」をカテゴリーの扱いとしています。 後は思いつくままに書く記事を、幹に枝葉を付けていくように、関連しそうな「章」や「節」の日付に割り振っていけば・・・いつの日か枝葉の茂った大木に育つかもしれないなどと思っているのですが、ちょっと厚かましいのかも。 で、こんな方式をとってしまうと新着記事がどこにあるのかわからなくなる・・・それで《新着メッセージ》をリスト状にしてトップカテゴリーに設定。そこから任意の新着記事に入れると同時に、 記事末尾の「⇒新着記事渡り歩き⇒」をクリックしていただくと新着順をさかのぼる形での参照もできますのでご利用ください。 《新着記事のコーナーは》 《ブログのトップへ》 このため下記のリンクや各記事の中の文章中に張られた内部リンクのうち、▼印の付いたリンクは飛び先で前後の関連記事を見る際はスクロールが使えず、記事をめくる都度クリックが必要となりました。面倒をおかけしますがご容赦願います。 《第1章》・・・クオリアとか進化論など ◆クオリア雑感・・・・・・・・・・・・・・・・・(5件)08/10月 ◆科学思想の系譜 ・・・・・・・・・・・・・(2件) 〃 ◆進化心理学や認知心理学・・・・・・(16)08/08月 ▼心の哲学 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(7件) 〃 ◆脳科学の周辺 ・・・・・・・・・・・・・・・(11)08/06月 ▼自己組織化、オートポイエーシス・・・・・(6件) 〃 ◆質的研究法・・・・・・・・・・・・・・・・・・(4件)08/04月 ◆建築と"こころ"・・・・・・・・・・・・・・・(2件) 〃 ◆可視化、見える化、感じるか・・・・(4件) 〃 《第2章》・・・組織心理学の心象風景 ◆組織心理学に期待するもの・・・・・(4件)07/10月 ◆組織のかたち ・・・・・・・・・・・・・・・・(9件) 〃 ◆組織と情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・(5件)07/09月 ◆情報スキル、人と情報・・・・・・・・・ (20) 〃 ◆企業の存在理由・・・・・・・・・・・・・・(6件)07/08月 ◆会社はだれのものか・・・・・・・・・・(5件) 〃 ▼文化と制度 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・(13) 〃 ◆社員の熱意と消沈・・・・・・・・・・・・(8件)07/07月 ◆うつ、自殺、心の姿勢制御・・・・・(13) 〃 ◆創造性、その構成要素・・・・・・・・(14 )07/06月 ▼組織と創造性・・・・・・・・・・・・・・・ (9件) 〃 ◆判断のもつれとヒズミ ・・・・・・・・・(7件)07/05月 ◆認知バイアスあれこれ・・・・・・・・・(15) 〃 ◆構造主義、知の一網打尽・・・・・ (3件)07/04月 ◆組織の不祥事 ・・・・・・・・・・・・・・・(7件) 〃 ▼組織の片隅の 風景・・・・・・・・・・ (6件) 〃 《第3章》・・・ユングの裾野の風景 ◆錬金術とか・・・・・・・・・・・・・・・・・・(5件)06/10月 ◆純粋善の危うさ ・・・・・・・・・・・・・・(3件) 〃 ◆物理に見立てたユング ・・・・・・・・(5件) 〃 ▼共時性、能動夢等 ・・・・・・・・・・・・(5件) 〃 ◆無意識のうごめき ・・・・・・・・・・・・(5件)06/08月 ◆個性化の迷路 ・・・・・・・・・・・・・・・(8件) 〃 ▼フロムとユング ・・・・・・・・・・・・・・(4件) 〃 ▼アドラーの不思議 ・・・・・・・・・・・・(3件) 〃 ◆三大宗教あれこれ ・・・・・・・・・・・(8件)06/06月 ◆ペルソナ、四位一体 ・・・・・・・・・・(3件) 〃 ▼イスラームの世界 ・・・・・・・・・・・・(10) 〃 ◆ユングと唯識 ・・・・・・・・・・・・・・・・(6件)06/04月 ◆ヒンドゥー、四住期 ・・・・・・・・・・・(7件) 〃 《別 館》・・・ 《風にまかせて・・・》 や 《エナジー & カーボン》 の コーナーにもお立ち寄りください。 この記事のコメント欄にお寄せください。 mC_MANN3@excite.co.jp ◆お手数ですか、メール発信の際は上記メールアドレスの mC_MANN・・・の頭のmを削除し、C_MANN・・・ としてご使用ください。 ![]() 原発と再生エネルギーを頼みとしたCO2の25%削減計画が打ち上げられた矢先の大震災、原発停止、計画停電、そしてそれに続く今夏の15%節電・・・放射能汚染の拡大と相まって日本のエネルギーは先の見えない状態が続いています。 素人ながらもそうした中で思うことはいろいろ・・・最近始めた我twitterでもエネルギー関連のつぶやきが多くなっていることもあり、だったらとこのブログにも「カーボン & エナジー」といったカテゴリーを設けてみることにしました。(2011.7.12開始) twitterと併せてご参照頂ければと思います。 ▼このコーナーでは記事は章節の構成を取らず、新着順に並んでいます。スクロールのみで読み流して頂ければと思います。 ▼上端までスクロールしたところに記事インデックスがありますが、そこで記事をクリック選択すると以降複数記事の流し読みができなくなりますので、スクロールでの記事選択をお勧めします。
[2012.2.15更新]原発が順次止まったまま動かない中で寒さはまだまだ続きます。そうした中で各電力会社管内の節電状況はいかほどなのかが気になるところであり、昨年の夏に続いてこの冬も電力会社のホームページで公開されているデータをもとに節電状況を集計しています。このページは三月の半ばまで定期的に更新しますので折に触れてご参照頂ければ幸いです。[2012.1.8開始]
◆東京電力管内 下図は毎日の最大電力の前年相当日との対比と、毎日の平均気温の前年相当日との差、そしてさらに電力の余裕率(=1-使用率)を推移グラフにしたものです。 ![]() 上記グラフの内、直近4週間を見ますと最大電力は前年相当日対比で平均96%(4%の節電)となっていますが、この区間の平均気温が前年相当日に対して0.8℃低下しています。別途相関を見ますと気温1℃当たり2.0ポイント(%)の変化がありますのでそれを考慮すると結果は現在、 余裕率(1-使用率)は現在平均で12%、最緊迫日で8%となっています。 なお、東京電力ホームページの電力グラフはこちらに。 ◆関西電力管内 関西電力管内についても同じ分析をしたいのですが、昨年度の時間データが公表されていないため毎日の“でんき予報グラフ”にメジャーを当てて測るしかありません。そのためやや不正確な分析となりますが、グラフ化すると下図のような推移となっています。 ![]() 余裕率(1-使用率)は現在平均で16%、再緊迫日で7%となっています。 ▼2月に入った1~3日は列島を超寒波が覆い、それにあちらこちらの発電所事故が重なり緊迫した場面もありましたが、今のところ何とか無事に乗り切ったという感じです。 もうしばらくは寒気が続くようですがそんな中で余裕率は東電、関電ともに無理な節電がなかったとしても乗り切れていた結果となっていますが、今回のように事故が重なると余裕が欲しいことは確かです。 九州 中国 四国 中部 北陸 東北 北海道 上下スクロールのみで一気に見て頂けます・・・ [2012.2.3記] 最近よく言われるスマートグリッド・・・輪郭のつかみにくい概念で未だ明確な定義もないとのことすが、勝手な整理をさせて頂くと多分以下のような成分を持ったものなのでしょうか。 ▼まず(出力が不安定なことが特徴の)風力やソーラーといった自然エネルギーを含んでいること。 ▼この不安定な出力を、個々のグリッド(エリア)の中での負荷とバランスさせること。 ▼そのために出力可変なローカル発電機や蓄電池、UPS等を配置すること。 ▼そして発電、消費の各機器にスマートメータを装着し、その情報を使ってグリッドの中で一瞬の乱れも過不足もないように自己完結的なバランスをとるべく制御すること。 基本は出力が不安定な自然エネルギーが大量に採用されることを前提に個々のエリアでも需給バランスをとり送電網の品質を安定させることにあるようですが、これって不思議なコンセプトですよね。 本質的に出力が不安定な自然エネルギーを小さなグリッドの中に閉じ込めれば過不足が不安定になるのは当たり前。ですが大きな大海の中ではその不安定さはさざ波みたいなもののはず。 そして小さなグリッドに限れば不安定なのは発電だけではなく、負荷側でももっと急激に変化する電力負荷はいろいろと考えられる。そうした負荷を抱えながらも日本の電力は広域でバランスを取りながら高品質を保ってきたはず。 小さなグリッドを前提にした研究をしても出番は離島か砂漠の中の孤立集落か、はたまた月面基地の類しかなく日本の大勢には無縁。 そんなことを考えると、あるいは自然エネルギーは各グリッドでプラスマイナスゼロにした状態でないと送電系統の仲間には入れないとの意地悪な要求が発端の研究じゃないかと勘ぐりたくなったりもします。 それにしてもスマートグリッドの構想図に決まって出てくる庭先のEV車・・・その蓄電池がエネルギーのバランスを担うとのことですが、いざ走ろうとすると電力を吸い上げられ空っぽになっているかもしれない車というのも変ですよね。 構想のための構想、研究のための研究に終わらないことを祈りますが、そんな中でスマートメータだけは目の前ですぐにも役に立ちそうです。幸いスマートグリッドでは必要とされていたHEMSとか遠隔負荷制御といった機能は一旦そぎ落とした実用的なスペックで仕様が標準化されるようで普及が待たれます。 インターネットにつながったスマートメータと送電網の独立開放、小口電力売買の自由化が組み合わされば、時間帯別料金の設定やそれにより誘導されるもっと積極的なピークカット、余剰電力の放出といったことができるようになるのではと期待が膨らむのですが・・・ [2012.1.31記] 先日の1/27、枝野経産相は“原発の再稼働が無くても電力使用制限令を発動せず乗り切りたい。それは強い意志であり、可能性はある”と表明しました。
原発もなく、輪番操業をはじめとする極端な節電もなくてもこの夏が乗り切れるとすると、それに越したことはないのですが…そのためには相当量の火力発電の休眠設備の掘り起こしや新規稼働、あるいは市中での常用発電機の普及が進展していることが必須のはず。 そんな様子がわかればと昨年夏の東京電力の最大電力(kWhではなくkW)とそれを支えた火力発電の度合いをグラフにしてみました。 原発事故から3~ヵ4月経過した昨年の夏、最大電力がとんでもない節電の努力で対前年比16%も低減される中で火力がどこまで支えたかというと、実はほぼ前年並み。既に原発が相当台数停まり始めた中での火力発電なのでこの時点での目一杯の設備が稼働していたはずなのですが、それが前年並みということは少なくともこの時点では新たな設備の稼働も旧設備の復活もほとんどなかったということです。 そしてその後は・・・先日貿易統計が発表され、重油やLNGの輸入が急増したとのニュースがありましたが、この急増分はどうやらそれまでピーク負荷にのみ対応していた火力が原発肩代わりでベースロードにも対応し始めた(従ってkWhが増加、特に下期で急増)ものであり、新規に設備が稼働し始めたものではなさそう・・・ ですが、今夏に必要なのはkWhではなく、最大負荷を支える設備の容量(kW)なんですよね。 確かに動きはある。東京都はLNG火力発電所設立を計画中、大阪府は株主として関西電力にLNG発電の建設を迫る、そして東京電力や東京ガスは新たな中期計画でLNGコンバインドサイクル発電に注力すると・・・ ですが東京都は調査予算を計上したばかりの段階で調査や認可に4年かかると言うし、東京電力は資金不足で資金調達にはまず分社是非の論議から始まるようでどう考えても今夏に間に合うといったものではない。 こうした新しい動きの加速支援策を含めて、昨年の夏以降からこの夏までの間に電力需給に関わる大きな進展や計画があるのなら、そしてどこかに隠れた埋蔵電力があるのなら、ぜひ、早く、それを公開してほしいですよね。 [2012.1.25記]未だ冬の真っ盛りですが、ちょっと気の早いこの夏の心配です。
昨年の7月、政府は今夏の電力不足を▲9.2%と発表していたのですが、実は+6%の別シナリオもあったにもかかわらず隠していたなどと、愚にもつかないニュースが流れています。で、本当のところはどうなのかと、素人ながら勝手な試算をしてみました。 ⇒まずは試算条件として ▼今夏の供給量は今冬の最大供給量(①)から現在の原発発電分(②)を引いたもの。つまりこの冬を乗り切るために電力会社は既に全力を出している。ただし今残っている原発は夏までにはすべて止まるものとします。 ▼今夏の需要は目一杯の節減が行われた昨年の最大値(③)としました。つまり昨夏と同じ節電をするが気温は昨年並みとします。 ⇒すると今夏の需給余裕(=①-②-③)の試算結果は・・・ 東京電力 5500-136-4922= +442万kW (+9.0%)で余裕 関西電力 2841- 87-2784= -30万kW (-1.1%)で不足 中部電力 2507- 0-2520= -13万kW (-0.5%)で不足 四国電力 534- 0- 544= -10万kW (-1.8%)で不足 九州電力 1574- 0-1535= +39万kW (+2.5%)で余裕 なんともう一度昨年並みの節電の苦しみに耐えるなら、原発が無くなっても需給はほぼ均衡との意外な結果となりました。 ですが気温の変化や景気の違いを考えるとほぼ均衡では余裕がなさすぎる、また昨年並みの異常な節電を再度実施では産業にも市民生活にもダメージが大きすぎる、・・そういったことを考慮すると、やはり今夏は一定規模の原発再稼働は避けられない感じがします。 かといって今回の事故の後遺症の深刻さを考えると、今夏のリスク回避を口実になし崩しに原発依存の世界に戻ってしまうわけにはいかない。しかも無策が続けばこの話は来夏やその次にも続く・・・ となると今夏の落としどころは100万kWクラスのLNGコンバインドサイクル発電建設の計画が明確に保証されることを条件にしての、基数を絞った原発暫定再稼働ということでしょうか。 なし崩しの懸念は残りますが、なにしろ原発再稼働阻止(地元知事非承認)のチャンスは13ヶ月ごとに来るんですから・・・ そして何よりもkWベースでの電力ポートフォリオの改善を加速すべきですよね。そしてその際、ソーラーや風力は(kWhベースでは役に立ちCO2やLNG輸入の節減に貢献しますが)夏のピークのkW確保の役には立たないことを共通認識として再確認すべきじゃないか、それによって補助金の配分も変わる・・・などと勝手な試算をしながら改めて思った次第です。 ------------------------------------------- ◆ところが何と・・・(1/27追記) ・・・と、上記のような記事を書いていたのですが、今朝の朝日新聞等で“枝野経産相は今夏は原発に頼らず、輪番操業のような過度な節電もせずとも乗り切る方向で検討。その道を探りうる可能性はある”と発言との記事が・・・えっ?と耳を疑うようなご意見なのですが、いったいどんな打ち出の小槌をお持ちなのでしょうか。 いずれにせよ今夏の原発再稼働の是非と節電指令の規模についてはここ数ヶ月でいろんな動きが出そうです。
[2012/1/16記]全量買い取り制度の追い風もありソーラー発電が普及しつつあり、メガソーラーについても建設のニュースが相次いでいます。
こうして自然エネルギーの比率が少しずつ増えるのは素晴らしいことですが、それが電力会社によるものとなると素直に拍手をできない違和感を覚えてしまいます。 メガソーラー・・・それはつまり1000kWの発電所ということ。そしてそれは街中の工場の片隅で回っている常用発電機のほんの1機分でしかない。 メガソーラーは1万平米の土地と7億円の投資をかけ天気の良い昼間しかメガを確保できない。対して常用発電機なら数十平米の面積と1~2億円の投資で必要なら24時間365日メガ発電できる。 毎週のように百万kW単位の原発が停止していく状況の中で、電力会社には目の前の巨大な穴を埋める供給責任があるはずですよね。 メガソーラーにかける資金と土地があるならば、それをストレートに最大限の電力を安定確保できるシステムに投じてほしい。 ソーラーは孫さんや各家庭がなげなしの資金と志をつぎ込み長期のスパンで挑戦している。小規模な分散電源や四苦八苦の節電は電力のユーザー企業や家庭が自衛を兼て頑張っている。 それぞれがそれぞれの立場で頑張っているのだから、電力会社は電力会社でなれれば背負えない、そして電力会社だから背負うべき規模の電力確保に特化してほしい。ここ当面は電力会社は資金効率が悪く、規模確保の即効性に乏しい自然エネルギーに手を出すことはあえて自粛し、持てる資源の全てをかけて原発停止に見合った規模の供給力確保に邁進してほしい・・・そしてそれは百万kWクラスのLNGコンバインドサイクル火力発電所建設なんじゃないか。 業を煮やした東京都が100万kWのLNG火力発電に名乗りを上げている。拍手喝采すべき朗報ですが、肝心の電力会社からはそうしたニュースが流れてこない。 ちょっと矛盾する言い回しですが、電力会社が大規模LNG火力の建設に一斉に着手するならば、それを担保に“まずはここ当面に限った(今年の夏に間に合う)原発再稼働”への賛意も得られやすいのかもしれないなどと思ったりも・・・ ◆それにしてもソーラーは今・・・ ソーラー自体には何の異論もないのですが、どう考えてもソーラーは原発の代替エネルギーにはなりえない。なのにどうしてこうまでソーラーがもてはやされるのでしょうか。 思うにこれは菅総理が“脱原発、その穴埋めは一千万の家庭にソーラーを設置することで可能”と叫んでしまったためにソーラーが原発の代わりになるかの幻想を持ってしまったことに原因があるのかもしれません。 一千万の家庭にソーラーを設置すれば確かに原発30基分の出力になる。だがそれは晴れた日の昼間に限ったことなんですよね。日が沈むとエアコン、電車、工場の操業・・・すべてを止めるのなら別ですが、ソーラーは止まった原発の置き換えにはならない。 だったら蓄電との組み合わせといった話が出てくるのでしょうが晴れた日に蓄電の分まで発電しておこうとするとさらに数倍(1÷稼働率12%⇒8.3倍)のソーラーと、とんでもない容量の蓄電設備がいる。 結局脱原発を言うならそれに見合った容量の火力発電を用意するしかなく、ソーラーは晴れた日にその発電設備を稼働させずに済むぶん、燃料とCO2の削減に貢献するという位置づけなんですよね。ですからソーラーをいくら積み上げても置き換え火力の設備容量を減らすことはできない。 そんなソーラーが今手厚く優遇されています。 設備導入に補助、運用が始まると全量買い取りでさらに補助。これでは儲からないはずのものもペイするものになってしまいますよね。で、期待通りどんどん普及する。設置者がペイしている一方で税金(補助金)はどんどん消耗していく。 でもそれが意図した目的の達成につながっていればいいのですが、ソーラーの場合はCO2削減にはなってももっと緊急の課題であるエネルギーの確保には役に立っていない。むしろエネルギーの確保にも役立っているような雰囲気が漂っているため、目の前の危機への対応がかすんでしまっている・・・それが問題なんですよね。 もし今ソーラーに出しいてる補助金をそのまま(比較的CO2の少ない)ガス発電に振り向けで今のソーラーのように普及に弾みをつけることができるなら、それは今夏、来夏の電力危機の緩和に確実に繋がる。そしてソーラーへの補助はその後なんですよね。 電力会社には“100万kW単位のLNG発電を”と書きましたが、補助金を出すなら小口の自家発電でも小規模IPPでも何でもいい。設備補助をし、全量買い上げなどしなくても燃料費補助をする。それで導入する人はペイするようになり、その補助金(税金)はダイレクトに夏の電力危機緩和につながっていく・・・と思うのですが。 ⇒⇒▼新着記事渡り歩き⇒⇒ [2012.1.5載]朝日新聞で連載中のインタビュー2012、一昨日の1/3は「銃・病原菌・鉄」、「文明崩壊」の著者ジャレド・ダイアモンドさんでしたね。12項目にわたる人口、環境問題の一つでも対応に誤れば文明は崩壊の危機に陥るとさすがに含蓄のあるお言葉が満載なのですが、その中でなんと“原発事故のリスクよりもCO2のほうが文明へのダメージがより大きく深刻”だと・・・
実は私などは出口の見えない原発事故の後始末を目の当たりにする一方で、止まるだけ止まって不足する電力、でもそれをいきなり自然エネルギーでカバーは量的にも時間的にも無理だとすると・・・ ①まずは100万kWクラスのLNGコンバインドサイクル発電を あちらこちらで早期に立ち上げる ②立ち上がるまでの数年間は必要限度に原発再稼働と節電 ③そしてその向こうの10年先が再生エネルギーの本格出番 CO2は排出義務国ではなくなることもあり、当面トーンダウンやむなし等と思っているのですが、数千年のスパンでの文明の興亡をみているジャレドさんのような方に原発リスクよりもCO2と言われると・・・?!?!改めて悩んでしまいますよね。(2012.1.5) なお、ジャレド・ダイアモンドさんの「銃・病原菌・鉄」については別掲記事があります。 ⇒⇒新着記事渡り歩き⇒⇒ [2011.12.18載]急な冷え込みと緩みの波を繰り返しながらも列島は容赦なく本格的な寒さに向かっています。
そんな中で一昨日、また一台原発が定期検査に入りました。列島としては54基稼働していたものが残りあと7基。 原発比率の高い関西電力圏に至っては11基あったものが残り1基に・・・そして明日から10%の節電要請期間に突入します。 にもかかわらず、議論されているのは事故原発の後始末の話ばかりで、再稼働の基準めいた話も、脱原発の代替電力確保の(10年先ではなく、ここ数年の)現実的な議論もないまま今夏に続いて今冬も景気の低迷による需要低下と市民や産業界の節電をあてにした無策放任のまま、再度節電を強いられることに・・・(2011.12.18) ⇒⇒▼新着記事渡り歩き⇒⇒ [2011/8/20載] 石井彰著「エネルギー論争の盲点」、NHK出版新書356。副題の“天然ガスと分散化が日本を救う”に魅せられて思わず買ってしまいました。
国を挙げての“原発か、さもなくば再生可能エネルギーか”さあどうするといったまるで他に選択肢が無いかのような二項対立の論争が日本を本当の窮地に追い込んでいる。この本はそうした状況に危機感を持ったエネルギーのプロが示した最終解決策とのことで、圧巻が第三章の、“虚飾にまみれたエネルギー論争” メガソーラー、全量買取とソーラーさえあれば原発は要らないといった議論が多いがソーラーの有効な稼働率は12%で東京23区の面積にぎっしり敷き詰めてやっと100万kWの原発1基分。夢のようなメガソーラーと順番にメンテ停止したまま再稼動しなくなる原発では量的にも今日明日といった時間軸からも釣り合わない。 脱原発を図るなら最適なエネルギー源のポートフォリオと省エネでマドリングスルー(何とかかんとか折り合いをつけながら進む)する地道な議論が必要だが、そうした観点に立つと解決策の主軸はLNG発電だと。 世界中がLNGに傾斜する中で日本は天然ガス後進国であり、他の先進国と比べても日本のガス発電比率は極端に低いまま。中国や韓国も急速にガス化を進めている中でなぜかサハリンからのパイプライン構想も葬り去った日本。 またCO2が問題だというが、最新鋭のLNGコンバインドサイクルでは旧来の石炭火力に比べて1.5倍の発電効率があり、置き換えるとCO2は75%削減される。 要はエネルギーの多様化、分散化が基本であり、まずは高効率の大規模発電の増設と、熱も利用できるガスコージェネの分散配置を促進し、取りあえず安く早く効果の大きい方法を取り今日明日の電力不足を緩和する。その後でなお不足する分を高コストで何かと難のある自然エネルギーに取り組めばよいのだと。 日ごろから思っていたことに近く、読むと胸のつかえがおりる感動の一冊でした。(2011.8.20) ⇒⇒新着記事渡り歩き⇒⇒ [2011.9.10更新終了] 計画停電廃止の直後より東京電力管内の電力状況を推移グラフにし更新してきましたが、一段落ということで9/10で更新を終了しました。 ![]() ▼日電力量・・・昨年の日電力量(一か月平均)と今年の毎日の日電力量を対比 しています。 ▼そして肝心の最大電力・・・昨年の各月の一か月間の最大電力と今年の毎日の 最大電力の対比です。 ▼都内最高気温・・・気象庁データによる毎日の最高気温です。 ▼最大点の時間帯・・・毎日の最大電力が記録された時間帯を■で示しています。 また東電による節電の総括は今夏のこちらに --------節電中の経緯---------- ◆8/16◆原発再稼働の援軍がない中で明日からいよいよお盆明けの最後の山場を迎えます。ただ、東電よりも関電や東北電力の管内が危なくなってきました。 ◆7/22◆それにしても台風の威力って凄いですね。気温が一挙に10度近く下がり、信じられないようなグラフになってしまいました。しかも2日連続です。 ◆7/20◆台風6号の接近で気温が急低下し、状況が一変しています。一方原発1基の故障停止で今度は関西電力が需給ひっ迫、政府は関電管内にも10%の節減要望を出す事態に・・・ ◆7/10◆7月に入り輪番操業を含めた節電が本格化して1週間が経過しました。上のグラフでは気温の影響が大きくて分かりにくいですが、別途分析すると効果は顕著。前年の7月に対して最大電力は15%前後の減。しかも平日と土日の平滑化が著しく進展していますが、詳細は稿を改めて一つ下の記事に… ◆7/03◆しばらく留守にしていたため、久しぶりの更新です。その間、7/29に最大値を記録、7/1以降は工場の輪番操業が始まり、東京電力のホームページの表現も一変し供給力見込みも更新されています。 ◆6/24◆都内の最高気温は32.7℃でしたが管内では今日も猛暑日が続発し、最大電力は4389万kWに。 ◆6/22◆この日、ついに最高気温が30℃を超え31.9℃となり、最大電力も4000万kWを超えて16時台に4129万kWとなりました。ですが、最大電力は昨年同月の最大電力に対して20%減の状況です。 7/1以降東京電力以外でも毎日の電力状況がホームページに掲載されていましたが今後順次終了するものと思われます。 九州電力 関西電力 中部電力 東北電力 [2011.7.12掲載] 7月に入り輪番操業を含めた節電が本格化して1週間が経過しました。ひとつ上の記事で紹介しているグラフでは最高気温の影響が大きくて成果の詳細が分かりにくいため、東京電力の管内で下図のような分析をしてみるとその効果は顕著。
この図ではまず、毎日の最大電力を回帰式を使って最高気温が30℃の場合の値に換算してみました。その上でH22/7月とH23/6月の曜日別4週間平均をグラフ化し、その上に今回の7/4から始まる1週間の値(これも30℃で換算)を重ねたものです。 結果は、前年の7月に対して最大電力が先月で17%、この1週間でも14%の減。しかも平日と土日の平滑化が著しく進展しており、昨年の土日は平日に対して16%落差がありますが、この落差が先月は7%に、そしていろいろな業界が本格的に休業を土日から平日に移した先週はなんと2%の落差まで平滑化されています。 これは産業、民生、家庭、すべてのセクターが一体となった知恵と我慢の成果です。しかも外国人も不思議がるように極端な強制力が働いているわけでもない中での自律的な成果であることがすばらしい。ところがここまで知恵を絞り我慢を重ねている国民へのご褒美が、なんと原発へのストレス・テストだと・・・ この夏さえ乗り切ればやがて原発も立ち上がり、この冬や来夏はもう少し落ち着いて暮らすことができ、新たなエネルギーシフトを考える余裕も出てくるのかも・・・そんな淡い期待をまたしても封じかねないストレス・テスト。 これってもしかしたら、ないがしろにしてもどこまで我慢し耐えるかといった国民へのストレス・テスト?!・・・だとしたらこんな国民に対して失礼ですよね。(2011.7.12) [2011.5.16掲載] 政府は今夏の電力削減を15%と決定しました。
当初は25%が必要とされていた削減量に対して、危機感を持ったいろいろな業界やセクターの総力を挙げての削減計画の練り上げや前倒し施行で目途が見えたればこその15%決定だったはずなのですが・・・ そんな矢先に唐突に出てきた浜岡原発の即刻停止の話。 停止理由は“東海地区では30年以内にM8クラスの地震の可能性が87%で極めて切迫”しているためだと・・・その可能性確率にも、原発をいったん停止して地震や津波の対策を強化することにも全く異論はないのですが、やっと目途が立ち始めたとはいえ不安のあるこの夏の直前の今、なぜリスクを増やす停止をするのか、合理的な政策判断としてはあまりにも不自然で唐突で、もしかしたら何か他の意図があるのではなどと思ってしまいますよね。 そもそも“30年以内にM8クラスの可能性は87%で極めて切迫”という言い回しが不自然。30年確率といったロングタームの数字の後に《切迫》と続ける言い回しはレトリックを越えてトリック。 30年確率はこんな場面で使うべき数値ではない。《87%の数字》と《切迫》の文字がリンクしてしまっているが、30年以内に87%との数値は4か月以内の確率に換算したらその可能性は? もし“4か月以内にM8クラス発生の可能性は1%ですが(極めて切迫?していて)、秋まで待てないので即止める”と言ったら国民や業界はこれ程あっさりと諦めたでしょうか? 1%に“極めて切迫”の修飾は似合わないですよね。 このブログの一つ下の記事でも取り上げているのですが、中野剛志さんがその著「TPP亡国論」の中で日本ではある種のキーワードに出くわすとまるで電気回路のブレーカーが落ちるように一瞬にして合理的な思考回路が停止し、乱暴な意見がまかり通ってしまうと述べておられますが・・・この時点での浜岡原発停止にも似たものを感じてしまいます。 今回の事態を目の当たりにして“原発は廃炉、補強、代替切り替えを含めて見直しが必要”であることは間違いない。だとしても今夏の電力不足のリスクを高め、しかもそれを全国に広げてしまってでも、この秋が待てないほどの話ではない・・・とは思うのですが。(2011.5.15) ◆案の定・・・(2011/06/23追記) いよいよ緊迫の夏が間近になり、産業経済大臣が停止中の原発再開を要請し始めましたが権限を持つ各知事が反発。 http://t.co/Z5Hln9v こうなることが解っていてなぜ浜岡を止めたのかとあらためて思わざるを得ません。間際の要請が通らず右往左往する大臣や政府は自業自得。ですがそのしわ寄せは結局苦慮する知事や、節電我慢の国民、綱渡りの産業界にのしかかるんですよね・・・ そんな中でますます高まる脱原発の声・・・ですがその置き換えがソーラーを1000万所帯にといった自然エネルギーでは、どう考えても規模や猶予時間が釣り合わない。本気で、しかも猶予が5~6年での脱原発なら、まずは100万kW単位のLNG火力発電所を全国で10ヶ所を超える規模で即着工。その上でじっくりソーラーというなら現実的で理解も信用もできるのですが・・・なのにLNG火力の建設に政府が資金を投入するとかいった話はなぜか聞こえてこない。 [2011.4.3掲載] 東京電力の計画停電は気温の上昇や節減効果でこの一週間は無停電と小康状態を迎えています。ですがそんな中で政府やマスコミから危機をあおる悲観論ばかりが流れているせいなのでしょうか、今年の夏は再び計画停電が避けられないとまるで自然災害のように諦めている風潮が気掛かりです。
危機感を持った自動車工業会や経団連は自主低減計画の調整を本格化させつつありますが、対して政府は電気事業法27条による強制割り当てを検討と。 ですが今回はエネルギー危機ではなく発電所の最大出力が不足することでの危機。ピーク電力(kW)の低減と電力量(kWh)の削減では意味合いも方策も異なりますよね。 石油ショックの際以来使われたことのない古びた法の執行が業界が自主的なピーク電力低減の知恵を出す邪魔にならないように祈りますが、企業や家庭の叡智を信頼し正確な情報に基づく協力依頼をするならば必ずこの夏は乗り切れる。そんな勝手な思いを整理してみました。 ▼操業を低下させない輪番操業・・・ 例えば土日を定休日としていて平日と休日のピーク電力が3~4倍違う業界の場合、業界で自主的に輪番休日をとると操業度は全く落とさずに、単純計算でもピーク電力は20%下がる。対して個々の企業に毎日一律に低減させる命令を出すなら操業度を下げざるを得ない。 そしてこの輪番運用は業種によって一律ではない。 例えば連続操業が必要なプロセス工場は大形夏季休業を7~8月の間で輪番実施すればよいし、ショッピングセンターは必ずしも輪番休業しなくとも午後1~4時を休業にし、それを輪番にするのも手。開店、閉店をずらしても意味が無い。 とにかくポイントは極力操業度を落とさずに、個々の企業ではなく業界トータルでのピーク電力を下げる方法をひたすら生み出すこと。そのためにも電気事業法執行の際は業界の輪番操業効果を認めて頂けることが必須です。 ▼もし料金制度を変えるなら・・・ 与謝野経済財政担当相が家庭用電気料金の値上げに言及していますが、それを言うなら業務用、産業用は一瞬のピーク電力(契約電力kW)に比例させて通年取り込んでいる基本料金を、今夏の業界平均の削減量に応じて割り戻す“値下げ”を検討しては如何? ▼常用発電機の活用・・・ 工場や病院では大出力の常用発電機を持っているところが少なくない。これを輪番休業の日も稼動してもらって買電するのも手。また燃料が重油で燃料高騰により休眠させている発電機は燃料費を補助してフル稼働させるのも一法。 合わせて出力は小さくても今夏に間に合う短納期で設置可能なガスエンジン発電、ガスエンジン空調の新規導入促進も必要。逆にオール電化住宅は当面販売自粛すべきなのかも。 ▼家庭用電力でも期待は持てる・・・ また家庭用については産業用とは異なり統制が効かないにもかかわらず消費が3割を超えているのがネックといわれるが・・・だったら家庭にスマートメータとまではいわなくても簡易な電力モニターを配って“見える化”するのも手。そこに天気予報ならぬ電気予報で、現在東京電力がホームページで公開している電力消費グラフと“今夜は2割節減を”といったお願いを流せば主婦や子供はきっと協力してくれそう。 ▼そして発電所はとにかく再稼動を・・・ 一方でメンテ停止しているが再稼動に足踏みをしていそうな原子力発電所は安全点検を加速させ、政府が率先して再稼動のコンセンサスを得ることも必須。 今夏の電力不足はたぶん10数%から多くても20%未満。あれやこれやの知恵を持ち寄り国や業界を挙げて取組めば届かない数字ではない。そうしてこの夏、乱暴な無差別輪番停電を阻止できるなら、それは日本の歴史の輝かしい1ページとなる。そしてこの新たな仕組みが定着し、新しい国家のライフスタイルとなるならさらに良い。(2011.4.3) ◆(2011/4/9追記)そして今夏の計画強制停電、原則不実施に・・・ 春に入り気温も上昇し発電所も復旧し始め無停電の日が続いている。なのに相変わらず「今夏の計画停電は不可避、明日は実施を見送るがあさっては解らない」といったにべもない発表が繰り返えされる状況を目の当たりにし、募る思いを書き連ねていたのですが・・・ やっと昨日、東京電力と経済産業省が今夏の計画強制停電を「原則不実施」と表明しました。合わせて政府はそのための施策も発表。そしてその文面を見ると勝手に書き連ねていた上述の思いにほぼ近い。生活や経済への影響を最小に抑える意味でも、やっぱりこれしかないですよね。 その政府の対策骨格(案)はこちらに・・・http://www.meti.go.jp/earthquake/electricity_supply/0408_electricity_supply_01_00.pdf 肝心の業界輪番操業についても「同業・異業の複数事業者が共同して需要抑制を行うことも可能とするスキームの導入を検討」といった表現で取り上げられている。これでやっと国家のベクトルがそろい、強制停電回避を前提とした叡智結集の思考回路にスイッチが入りますよね。朗報です。
[2011.3.25掲載] 大地震から2週間たってなお、先ほどもM6を超える余震のニュースが流れていましたが、被災地の皆様の大変な状況に追い打ちをかけるかのように繰り返す寒波、広がる放射能汚染・・・せめて天候だけでも早く穏やかになればとお祈りするばかりです。
▼出口の見えない福島第一発電所・・・ 今回の大地震では原発のダメージが困難をさらに深刻なものにしていますが、原子炉の冷却停止は一進一退。やっと峠を越えたかに見えていたのですが復旧作業での被ばく、野菜汚染、飲料水汚染、そして土壌汚染と益々思わしくない状況となりつつあります。 それにしても福島第一発電所では、効き目のない対策が1個ずつ小出しにされている感じでどんどん状況が悪くなっていく感じも。 いろんな展開を想定して第2弾、3弾の策が並行手配されているといった“司令塔存在”の気配がない。 海外を含めて心配する周りからの技術支援や機材の提供を断ったという話は論外ですが、刻々とあらわになる事態を前にして明日あさっての状態を推し量り、必要な機材や投入のタイミングを想起する人、それに合意する人、執行する人・・・そうした人たちの連携の歯車が回っている感じがしない。 ことの発端は自然災害だったとしても、どうやらこの不可思議な展開の顛末は人災の様相が濃くなりつつある・・・ 天災のようでいて人災、高度な技術マターのようでいて組織心理の問題が潜んでいそう。これでは危険を冒して奮戦している現場の人にも、広がる放射能汚染の中で逃げ場のない市民にも展望が開けない。 こうした背後に隠れていそうなものは、いずれ腕利きのルポライターやドキュメンタリー作家によってその経緯が露わになる日が来る。奥の院の当事者の方達にはそうしたドキュメントで名前が出されても恥じることの無い判断や采配をお願いしたいですよね。 市民の側は二転三転する記者会見と表に出る現象だけをただひたすら見守り、一日も早く事態が好転することを祈るしかないのですから・・・ ▼加えて繰り返される東京電力の計画停電・・・ 「明日の朝から実施します」と通告されて突然始まった計画輪番停電・・・交通信号、IP電話、自宅救命医療器・・・すべてを強制停止させる今回の方式は数日間はやもう得ないとしてもまずいですよね。こんなことは続けられないし方法は他にもあるはず。 とは言うものの繰り返して襲う寒波、立ち上がらない発電所を背景に計画輪番停電はスタートし、日一日と回を重ねるごとに予想通りの弊害が浮き彫りに・・・ だったらせめて東京電力は需給のひっ迫具合をリアルタイムでWeb公開してほしい・・・などとTwitterで咆えていたらなんとそれが始まりました。 30分刻みで刻々の需要と発電余力、そして前週同曜日の推移のグラフを期待していたのですが、結果は一時間刻みで対比のグラフは昨日分と前年相当日。 気温も何曜日かも判らない前年相当日では参考にはなりにくいのですが、それでも眺めていると本当に節電が必要なタイミングなどが掴める。 (そのグラフはこちらに) そして案の定、朝6時から始める不必要性も顕になり開始時間は9時から、そしてやがて昼からへと変更に。やはり「見える化」は見るほう、見せるほう双方に合理性を促すといった効果があるようです。(2011.3.25) [2010.6.18載] アメリカの一極支配の終わりが始まり、ユーロセントリズムの歴史観が揺らいでいる・・・などといった切り口で始まる壮大なスケールの本が出ています。題して「ユーラシア胎動」、堀江則雄著、岩波新書1247。
この本が語るユーラシアには西端の“ヨーロッパ半島”は含まず、それ以東のロシア、中東、中央アジア、インド、中国を含む広大な領域を指していて、それはかつてのモンゴール帝国の版図に近い。 ソ連邦崩壊の中からロシアが復活し中国が台頭するなかで中央アジアを含めた国々では紛争の元だった国境も次々と折り合いがつき友好関係が樹立されてきたが、その枠組みとなるのが上海協力機構。そしてその絆の証は国境を突き抜けて数千キロにわたって突き進む鉄道、高速道路、そして石油やガスのパイプライン・・・それはまさにシルクロードに重なるルートであり、その沿線に並ぶ国名の末尾がスタンで終わる国々が新たな要として浮上。 新たなる道を行き交う戦略物資はかつてのシルクに変わってエネルギー資源。そうした中でロシアは石油の埋蔵量が世界の14%で第二位、天然ガスは27%で第一位。 ソ連邦の時代、石油やガスはシベリア西端で生産されパイプラインも西にのみ向かっていた。だが今新たな油田やガス田がシベリアの中央やサハリンを含む東部で発見され、生産地もパイプラインの仕向け先もがどんどん東に向かって重心を移しつつある。 計画ではいくつもの方向から伸びるパイプラインが中国の沿岸部を目指しており当面は中国の激増する需要を満たすことになるが、併せて十年を待たずに日本の石油、LNGについてもその数割がサハリンや東シベリアからのものになるとのこと。 それにしても・・・行き詰まる西欧先進国を尻目にこうしたユーラシアの国々が千年の時を経て再び世界の主役になりそうな気配の中で、米国と対等になることばかりに気を取られている日本って、大丈夫なんでしょうか?(2010.6.18) [2009.12.12掲載]コペンハーゲンのCOP15がいよいよ大詰めを迎えています。低炭素社会に向かってエネルギーシフトの枠組みは如何にということなのですが、そうした中で一冊の本が出ています。
題して「エネルギーの未来」。日本経済新聞出版社刊、米国のコンサルティング会社ブーズ・アンド・カンパニーのスタッフがまとめた本で、エネルギーの近未来が極めて冷静に過不足なく描かれた力作です。 この本によると・・・ ◆原油は枯渇する、全ては中国のせい、輸送用はバイオでOK、発電も風力、太陽等のカーボンフリーでOK・・・といったもっともらしい話はいずれも事実とは異なり、あてにはできない。 ◆技術の進歩とコストの変化と政治、制度の三角関係で低炭素社会を目指したエネルギーシフトの構図は大きく変わる。ただインフラを含めた変化には時間が必要で大きな枠組みが変わるためには数十年が必要。 ◆発電セクターでは・・・風力、ソーラーが倍増しても再生可能エネルギーが全発電の10%を超えるのは至難の技。この20年間で2/3の発電設備が老朽化し更新が必要となるが、CO2にとって最悪の石炭はその更新を含め新規設備としてもまだまだ増える。となると二酸化炭素回収隔離(CCS)技術が頼みの綱だがコストがネック。当面はガス化に期待がかかるが需給バランスや安定供給に地政学的な不安がある。 ◆輸送セクターでは・・・石油の53%は輸送用であり、当面ハイブリッド、続いてプラグインハイブリッドが有力だが実はバッテリーの性能向上がポイント。また電気ステーションや水素ステーションの整備が必要だが、新技術と既存インフラの葛藤は続く。 しかもエネルギー需要自体はアジアを中心に今後も大きく伸びる。そうした中で開かれるコペンハーゲンのCOP15の行方に注目と書かれているのですが・・・ 会議目前の段階で米国、中国、インドが曲がりなりにも数値目標を表明し始めたことは多少の光明だったはずなのですが・・・いざ始まってみるとやはり難航。 目標値の設定でも排出権取引のあり方でも、先進国と途上国の溝は簡単には埋まりそうにありません。 そんな中でやはり中国のしたたかさが目立ちますよね。先進国の数値目標をこきおろし、自身の数値目標はあげたが約束はしない。ですがそうした顔を見せる一方で国内では砂漠に太陽光発電を敷き詰め、内蒙古の草原には林立する風力発電・・・しかもその規模拡大の勢いが半端じゃない。 エネルギーシフトといった事業では結局のところ国家を挙げての動員力、推進力が鍵だとすると・・・これからの中国は最大のCO2排出国である一方・・・ぐだぐた言いながら進展のない国を尻目に意外にも最強のCO2低減化推進国となり、まずは内需で固めた上でさらには他国に向かってもソーラーパネルや風力発電設備、はてはリチューム電池や電気自動車に至るまで最強の供給国になったりするんじゃないかなどと思ったりもするのですが・・・ 〔2008.7.15掲載〕このブログ、最近パタリと筆が止まってしまって、なんと三ヶ月も記事が途絶えてしまっています。
なのに検索サイトからは毎日たくさんのお客様が・・・申し訳ないですよね。完全に見捨てられないうちに気持ちを奮い起こして、また書き始めてみようと思います。でなければ本当に書けなくなってしまいそうです。 ----------- CO2、狂ったように高騰を続ける石油価格、食糧危機、そしてサブプライムローンによる世界経済の危機・・・そんな中で始まった洞爺湖のサミットはヘリコプターも飛べないほど五里霧中の濃霧のなかでスタート。なんか象徴的でしたよね。 会議の終わるころには多少なりとも霧が晴れたのが、かすかな希望を残した救いだったのかも知れません。 こんなタイミングでなんとなく手にした本、財団法人石油学会がまとめた本なのですが、「石油がわかれば世界が読める」、朝日新書107。を拾い読みしています。 石油にまつわる一連の事項が広範囲にわたって網羅的に解説されているのですが、さすがに石油学会、結局のところ石油文明は終わらない(第3章)、石油を上手に大切に使う(第2章)しかないといった論調。バイオマスや自然エネルギーといった脱石油、代替燃料の可能性についてはなかなかシビアで非楽観的です。 ですが石油を避けて石炭に走るとCO2が増える、ぺットボトルの再生はかえってエネルギーの浪費につながり数回リユースして燃やすのがベスト、バイオマス燃料はカーボンフリーとはいいながらも生産プロセスによってはトータルとしてCO2の増大になりかねない・・・等々もっともな話が多く、感情的な環境論議や強引な脱石油論議では展望は開けそうにないとの話には石油関係者の我田引水とは言っては片付けられない説得力があります。 今回のサミットについての評価は様々ですが・・・技術と経済性のファクターだけでも因果関係やトレードオフの関係がくもの巣のように入り組んでいるこの話について、さらに大国小国の政治的な思惑が入り組んだサミットのような場で展望を見出すのは至難の業なのかもしれませんね。 (2008.7.15)
[2007.6.2載]ちょっと旅に出ていました。チェコ、スロバキア、ハンガリー、オーストリア・・・中欧四ヶ国の急ぎ旅でしたが、さすがに何処も別世界に迷い込んだような観光スポットで、久しぶりの心のリフレッシュでした。
ブダペスト、プラハ・・・主要都市の景観もさることながら・・・その間のバスで突き抜けた数百キロの道のりも圧巻。びっくりしたのは、地平線の果てまで延々と麦畑が続く中、国境を越えオーストリアに入ったとたん、広大な畑の中におびただしい数の風力発電が現れたこと。 ![]() 帰って調べてみるとオーストリアは発電需要の60%がすでに再生可能エネルギー。その中核が風力ということのようです。一部の州では2010年までに州の電力需要の100%を風力でまかなう計画だとか・・・きっとそうした州の中を突っ切ったのでしょうが、とにかく圧巻でした。 三十数年前の、私もまだ多感な青年だったころ・・・「ローマクラブの提言」が話題になり、石油資源は後数十年で枯渇といわれていたのが以来数十年、値段は上がりましたがどんどん新しい油田が開発され枯渇もせずに今に至っている。同じころすでに太陽発電、風力発電とは言われていたのですが・・・太陽電池はその後の三十年をかけても当時と効率も価格もほんの数割程度しか進歩していない。2005年頃にはかなりの普及と言われていた燃料電池車もこの体たらく。 人生の大半をそんな時代に生きた私などは、経済合理性の付いてこない代替エネルギーは机上の空論、夢のまた夢などと思っていたのですが・・・そうした過去をベースに未来を考えるのはまずいのかもしれませんね。 ですが・・・こうした風景を眺めていますと、単に環境意識の違いと言ったことだけでなく、ストック重視(息の長い設備投資)のヨーロッパとフロー経営重視(割高な設備投資を避け、使い捨ての消費で切り抜ける)の日本の違いと言ったこともあるのかな、といったことも感じます。 ちょっと似たような背景を感じる情景ですが・・・ブダペストの街中では(旧市街地区ではあるにしても)なんと、今風のガラス張りの鉄筋建築をわざわさ壊して昔風のレンガ造りのビルに立て替えたり、アスファルトをはがして石畳の路に戻すと言ったことをコツコツと延々と今もやっているんですよね。 なんか・・・近代化とか、そのための投資とかいったことへの価値観や発想が全く違うのかもしれない、などと思った不思議な旅でした。 このブログでは記事が話の流れの順に並ぶように、 投稿日を疑似的に設定しています。 実際の投稿日は必要に応じて記事冒頭、文末等に ()で表記しています。 ![]() このブログは内部リンクの飛び先ではスクロール操作のみで前後の関連記事を流し読みして頂けることが特徴だったのですが・・・去る7月よりブログ運営会社の突然のソフト変更でこのブログの内部リンクの機能が大きく制約されてしまいました。 このため下記のリンクや各記事の中の文章中に張られた内部リンクのうち、▼印の付いたリンクは飛び先で前後の関連記事を見る際はスクロールが使えず、記事をめくる都度クリックが必要となりました。面倒をおかけしますがご容赦願います。 《このカテゴリーの主要な記事》 ◆クオリア雑感・・・・・・・・・・・・・・・・・(5件)08/10月 ◆科学思想の系譜 ・・・・・・・・・・・・・(2件) 〃 ◆進化心理学や認知心理学・・・・・・(16)08/08月 ▼心の哲学 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(7件) 〃 ◆脳科学の周辺 ・・・・・・・・・・・・・・・(11)08/06月 ▼自己組織化、オートポイエーシス・・・・・(6件) 〃 ◆質的研究法・・・・・・・・・・・・・・・・・・(4件)08/04月 ◆建築と"こころ"・・・・・・・・・・・・・・・(2件) 〃 ◆可視化、見える化、感じるか・・・・(4件) 〃 なお上表右端の月度をクリックしていただくと、この記事の一覧にジャンプします。(2004.10.23開始) 今日はじめて、ブログとやら言うものに接しました。
で、早速参加。よろしくお願いいたします。 タイトルは“クオリアの風景”・・・ クオリアは、とりあえず、「心象風景」と言った程度の意味合いで使わせていただきます。 日常、フッと心に浮かんだことをそのまま書き連ねることになるものと思います。 できれば、“心理学風エッセイ”もどきの雰囲気が、かもし出せればいいんですが・・・ (2004.10.23記)・・・これがこのブログの記念すべき第1ページでした。
不思議な響きを持った言葉、“クオリア”・・・
実は、茂木健一郎さんのちくま新書“意識とはなにか―「私」を生成する脳 ”で、初めて出会いました。 この本によると・・・ 機能主義の立場ではつかみ難い“主観的な意識というもの”があるのかないのか、あるとすればそれはどこにあり、一体どんなものなのか・・・ それは、どうやら脳内の前頭葉の辺りにあり、脳の中にある1000億個の神経細胞のそれぞれのシナプスが結び合う関係性の中で浮かび上がってくるクオリア(質感)の集合体が意識の実態・・・これは環境や他者との関係性の中でダイナミックに変化し続ける脳の働きそのものということのようです。 そしてそのクオリアとは、木の葉の隙間からこぼれる木漏れ日のキラキラとした質感、磨かれたガラス容器のクリスタルな質感・・・そうした色彩や形といった情報をベースにはしているがそれを超えてその一瞬に感じる質感を表した言葉なのだと。多少これを拡大解釈させて頂くと、さっと風が吹き落ち葉が舞う瞬間に“胸中に浮かぶ情感”、テレビで台風や地震のニュースに接して“ふぁっ、と沸きあがる思い”・・・多分こういった外的な刺激を受けた時に付随して巻き起こる情感のひとつひとつもクオリアなのだと思いますが、いまではクオリアという単語自体が私の胸中にひとつの“質感”を持つようになってしまいました。 日々の生活の中で、風が吹いても、雨が降っても、感動しても、うんざりしても・・・その瞬間に「おっ、クオリア」とつぶやいている毎日といったところです。 それにしても、今年は台風、地震と規模の大きい災害が続きますよね・・・(2004.10.23)
クオリアに初めて接したのは茂木健一郎さんの本でしたが、その茂木さんに新著が出ました。
題して「脳と仮想」、新潮社、2004年9月25日発行。 クオリアは胸中に浮かんでは消える断片的なもの・・・対して仮想はもう少しストーリー性を持った思い。著者は冒頭で、女の子が信じている“サンタさんの存在”を引き合いに出すことから話を始めます。 クオリアが想起消滅を繰り返すスチール写真のワンショットだとすると、仮想は長編のビデオのようなものかもしれません。 仮想は二つに大別される。そのひとつは幾多のクオリアが連なって仮想となり、それが現実の世界とつき合わされ確認されることでどんどん確信として成長していくもの・・・事例としては数理モデルや物理学の世界。そう、こうした自然科学も実は現実世界の写像であり、現実そのものではない仮想というわけです。 で、もう一方の仮想は、現実世界と照合すると破綻する、現実にはあり得ないもの・・・でもそうした仮想を持たずして生きていくことは困難とか、持つことが救済になるといった、現実世界への希望や願望といったもの・・・前述のサンタさんもこの類ですが、これはいわば現実世界の逆写像であり、これももうひとつの仮想ということのようです。 随所に含蓄のある表現が見られますが、そのひとつ・・・ ある体験から心に傷を受ける・・・その体験によって脳内の神経細胞は大規模な再編成(言い換えるとクオリアや仮想の再編成)を余儀なくされる。それは既存の脳内認知システムでは取り込めない状況に直面して新たな認知ネットワークが編成されるということでもあるが・・・こうした再編成の結果、新しいものが生み出されるプロセスを人は“創造”と呼ぶ。要するに・・・脳は傷つけられることがなければ創造することもできない。 ・・・なんていうフレーズもあり、とにかく読んでいて面白い。 ですが・・・脳科学をベースにした論理とは言うものの、クオリアに接したとき以上に、科学というよりは更に哲学に近くなっている感じがします。もっとも科学も哲学も宗教も全ては仮想なんだと思えば、どうということもないのかも。(2004.10.24)
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