◆時代のスクランブル交差点・・・

[2008.12.16載]先日の朝日新聞、be on sunday の“日曜カントカ学”のコーナーに興味深い記事が掲載されていましたね。

巨大なスクランブル交差点で自然に人の流れができてなんとも効率よく人が横断していく・・・
題して“群集の動きに単純な法則”、複雑そうな群れの動きが実は単純なルールで動いているらしいといった話なのですが、このブログでも▼別掲記事で似たようなことを書いていたこともあり興味深く読ませていただきました。

ですが・・・読んでいるといつもの悪いクセで奇妙な思いに駆られてしまうんですよね。

人はスクランブルに足を踏み入れる時点で到達したい方向だけは見定めていたはずなのでしょうが、いったん歩み始めると一人一人は目の前の人と左右の人との距離だけを気にして黙々と歩いていて、もはやその先は見なくなる。

例えば先日の秋葉原の惨事のようにその流れの先にとんでもない事件が待ち受けていたとしてもきっとその直前まで気がつかずに歩き続け・・・それを目の当たりにするところまで接近してしまうと左右と後ろに迫る人並みに押されて、もはやその惨事から逃れる余裕はない。

やはり行く先に危険が立ちはだかっているかもしれない人の流れにただ乗っかって歩くのは危険と・・・流れからちょっと身をはずして先を見ようとすると、半歩歩くたびに人にぶつかり右に左によけているうちに、先を見通すどころか方向感覚さえ失ってしまいそうになるんですよね。

スクランブル交差点というのは歩いていても眺めていてもいろんなイメージが浮かんできますが・・・
今、日本の社会は巨大なスクランブル交差点の真っ只中まで足を進めてしまっているんじゃないか・・・なんてことを思ったりもします。
by C_MANN3 | 2015-06-18 00:00 |  ・・・風にまかせて・・・ | Comments(0)
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