◆夢想:領空侵犯・・・

[2008.5.14記]痛々しいニュースが続きますね。ミャンマーのサイクロン、四川省の大地震・・・痛々しい大災害が続いていますが、ニュースを見るにつけ胸が痛みます。
そうした中で、中国では間髪をおかず軍隊、警察隊、国を挙げての動員体制が組まれつつありますが・・・ミャンマーにはそれが無いことがさらに痛々しい。
なのに各国から救援隊や救援物資を送り込もうとしても軍事政権ミャンマーのガードは固く、ビザが出るとか出ないとか言っている間に状況はますます悪くなる。

こんなニュースを見ていますと脳裏でいろんなものが渦巻き、奇妙な妄想に駆られてしまいます。

5年ほど前、核疑惑とか言う定かでない口実で、多くの反対があったにもかかわらず他国に大軍をもって踏み込んだ国がありましたが、そんなことがまかり通るのであれば・・・なぜ今、ミャンマーに踏み込まない?

海から空を覆いつくすように数百機の軍用ヘリの編隊が突進し、食料、水、薬品を投下しては引き返す・・・といった手もあるんじゃないか。

一方的な領海侵犯、領空侵犯であることは5年前と変わりませんが投下するものが弾薬でないのなら、それを非難する国は多分そう多くは無い。むしろ突破口を開くと次々にいろんな国の編隊が続き、気がつくと自然発生的に多国籍連合軍になっている可能性も無くは無い。そうした流れの中でなら海上の艦船に燃料補給をするためにどこかの国の自衛艦が出動したとしても反対する人は多分そう多くは無い・・・などと。

それにしても・・・他国に侵犯することが正当化される理由、口実とはいったい何なのか・・・ニュースを見ているといろんなことを思ってしまいます。

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[2008/5/18追記]ミャンマーではサイクロンによる死者は7万人を超えたとか・・・

>数百機の軍用ヘリの編隊が突進し、食料、水、薬品を投下・・・

などと、数日前のこのコーナーでちょっと過激な夢想めいたことを書いていたのですが、夢想じゃなくて本当に国連の安全保障理事会で激論になってるんですね。(5/17朝日新聞)
国連の「保護する責任」と称する合意を根拠にフランスが強行突破を主張。仏英米はすでにミャンマー沖に艦艇を配備、上陸用舟艇やヘリコプターを駆使する準備が完了しているとか・・・
ですが中国は激しく抵抗。天災救助での強制介入の前例ができると北朝鮮などへの侵攻につながりかねないと。

もしかしたらこれは入り口(侵攻の理由と是非)の問題ではなくて出口(何を持って終了とし、引き上げるか)の問題なのかもしれませんね。

人権や安全保障を口実に侵攻し、政治的な主義主張を押し付け、都合のよい政権の基盤が確立するまでなどというから話がややこしくなる。
突発的な災害救助が目的で、一定の生存基盤が確保されれば引き上げるというのならいいのかも・・・と思ったりもするのですが。
by c_mann3 | 2016-01-10 00:00 |  ・・・風にまかせて・・・ | Comments(0)
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