◆国家戦略・・・

[2009.10.21掲載]先日、出張で大分空港に舞い降りました。

そこからホーバクラフトで大分市内に・・・ところがこのホーバフェリー、なんと今月いっぱいで廃止に。
一年前、重油高等のあおりで若干の値上げはしていたのですが、それでは追いつかなかったのか倒産。国内最後のホーバクラフトが消滅ということで乗客があちらこちらで写真に収めていました。バスでは湾を半周し一時間以上もかかる市内にホーバなら30分、これからは不便になりそうです。

b0050634_1563861.jpgホーバだけでなくおりしもJALの経営行き詰まりが国家の緊急課題に。今は便数も多い大分空港もJALやグループのJASの減便という事態にでもなればさらに不便なことに・・・
続いて大分から車で南下したのですが最近は高速道路が開通し、以前は山道を2~3時間かかっていたところが何本ものトンネルをつきぬけ今は一時間で到着してしまう。圧倒的な利便性ですよね。ですがこの道はその先の宮崎まではまだつながっていない。おりしも政権交代で新しい道路の建設には暗雲が・・・東国原知事の「いま道路建設をやめてもらっては困るんですよ」との悲痛な叫びが聞こえてきそうです。

重油高騰、大不況、政権交代・・・そうした中でいろんなものが変わり始めています。課題が山済みの中で新政権はどの大臣も痛々しいほどがんばっている感じがします。毎日のニュースを見て大臣を痛々しいなどと思うのは初めてのような気がしますが、事態は遠慮会釈なくあるものは失われ、生まれかかったものも出口がふさがれつつあり、先はまだ見えない。

利権まみれの土木事業はいったんリセット、コンクリートから人への予算移動。そのこと自体は大賛成だとしても・・・いったんリセットし落ち着きを取り戻した後は、新たな基準での地方のインフラ整備もまだまだ必要。
そうしたことも含めての国家戦略室発足なのでしょうが・・・リセットの後の国家戦略って難しそうですよね。

ふと・・・すべての道はローマに通じるなどといって広大な版図の隅々まで道路網を建設し、行く先々の都市で水道、下水、はてはコロシアムや浴場といつた娯楽施設までを整備していったローマ帝国の強さ、執拗さに思いをはせ、かの国では途中で息切れや躊躇はなかったのか・・・などと妙なことが気になったりする昨今です。

◆2010.7.19追記・・・国家戦略室が格下げに

7/18、難しいことは分った上でで発足したはずの国家戦略室が一年を経ずして、局に昇格するどころか首相の一諮問機関の位置づけへと格下げされたとの報道が・・・

パックス・ロマーナになぞらえて一時はパックス・ジャポニカなどと持ち上げられかかったことさえある日本ですがそれは幻想、やっぱり日本には国家とか、戦略といった言葉は似合わず、身にもつかないってことなんでしょうか・・・
by c_mann3 | 2016-06-08 00:00 |  ・・・風にまかせて・・・ | Comments(0)
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