◆人類進化の700万年・・・

最近どういうわけか、進化とか遺伝子といった本を読み漁っています。
で、たどり着いたのが「人類進化の700万年」、科学ジャーナリスト三井誠さん著、講談社現代新書1805。

読みやすくて感動的な本です。それにしてもちょっと変わった畑の本を読むとまったく知らなかったことに次々と遭遇し感動させてくれます。

現生人類の祖先は4万年前にアフリカを発った人たち。しかも現生人類の前にもう一つ前の人類がいたようなのですが、それも180万年前にアフリカを発った人たちで、この原人が生まれたのが700万年前だとのこと・・・

で、第一陣のアフリカ発の原人はヨーロッパやアジアに進出していたのですが、そのあと出てきた第二陣の現生人類に圧倒されて消滅してしまったと・・・

700万年の人類の歴史などというと日常生活には何の関係もない話のようでいて・・・なんかいったんは世界中に広まっていた技術や製品が、その後から出てきたものにあっという間に駆逐されて跡形もなく消滅するとか、突然降って沸いた観のある新たなグローバルスタンダードとやらが世界中の経済を席捲するといった話を連想させるものもあり・・・企業に身を置く者としてもいろんなことを考えさせてくれますよね。

こんな本を読んでいたさなか、ロシア南部で発見された原人が実は前記二つの系統とはまた別の人類だということが判明したとのニュースが流れていました。

化石の歯から採ったDNAから分析した結果とのことですが・・・この領域ではいまもなお次々と新しい発見や解釈が生まれつつある・・・

素人ながら興味津々、目が離せなくなるといった感じですが・・・こういったことを解説してくれる良質な科学ジャーナリストの存在ってありがたいですよね。(2010.4.26)
by c_mann3 | 2012-08-14 00:00 | クオリアとか進化論など | Comments(0)
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