◆区分別読書の履歴・・・《歴史・思想系、その他》

 ◆区分別読書の履歴◆   歴史・思想系、その他 

区分けの境界はあいまいですが、スクロール上下で各区分も見て頂けるということでご容赦を!

◆中東から世界が崩れる H29/1読

◆イスラム国の野望 H28/10読

 この2件はまとめて “イスラムの国あれこれ” のコーナーに移設ました。

 
◆民族という名の宗教 H28/10読

なだいなだ著、岩波新書204、1992年の刊。そういえば著者のなだいなださんがお亡くなりになってもう三年、そんな思いもあり手にした本なのですが・・・

この本では人類が始まって以来の、人が集い群れを成しその群れをだんだん大きくしてきた中で、人を集めて束ねる力は何だったのかといったことが、軽妙な語り口でつづられています。
まずは親族で集まり、それが氏族の集まりとなり、やがて民族の単位となり、さらには国家や国家を超えてつながる帝国、宗教圏、(社会主義や資本主義の)陣営へと人はひたすら大きくまとまることで覇を競ってきた。そしてその都度、その規模に見合った凝集力を高めるための旗印、信仰、儀式、教義を生み出してはきたが、それらはいずれも考えてみると根拠があいまいで集団幻想ともいえるものでもあったと。

例えば血縁を基にしているとはいえ氏族集団ともなると家系を辿った血縁関係はあいまい。また国民国家意識を高揚させるとは言っても構成民族は複雑で文化も入り混じり、アメリカ人とか中国人とかいった人種がいるわけでもない。従って国家や陣営といった上位概念の集団はいったんほころび始めるといとも簡単にもとの民族意識や氏族意識の世界に戻ってしまう。
この本はソ連邦が崩壊し社会主義の束ねが外れ、ユーゴスラビアに代表されるようにソ連周辺国が一挙に民族意識の世界に回帰し、紛争が多発する中で書かれたこともありその説得力には思わず引き込まれてしまいます。

ともあれ一時は世界の半分を束ねた社会主義なるものが崩壊し、その主義がもはや無用の長物、粗大ごみとして捨てられようとしている真っ最中にあって、なんとなだいなださんは"いや捨てるのはもったいない、この主義が持っていた力の何某かはリサイクルが可能”と。

このムーブメントは「万国の労働者よ団結せよ」とのスローガンの下、一時とは言え民族や国家を超えた連帯を成しとけたことは事実。このスローガンの「労働者」の三文字を何かに置き換えるならこのシステムの再利用は可能なのではないかということのようです。
さてこの三文字を何にするか・・・なだいなださんは生前「老人党」を結成しておられたのですが・・・だとすると「万国の老人達よ団結せよ」を旗印にすると、また新しい地平が見えてきたりするのかもしれません。

◆シルクロードと唐帝国 H28/9読

森安孝夫著、講談社“興亡の世界史05”、2007年の刊。1千年紀の中央ユーラシア、そこでは北の草原から次々といろいろな遊牧騎馬民族が台頭し、それが南の農耕民族と遭遇することで対決や共存を繰り返えすとともに、シルクロードを支配する商いの民もまた東西の文化の交流や文物交易を担うことで影響力を強めていく・・・この本ではそうした様子がダイナミックに描かれています。

中央ユーラシアとはバイカル湖よりさらに東の大興安嶺からアラル海、カスピ海を経て黒海北岸のウクライナ平原までを貫く領域であり、その東西を貫くように草原と砂漠のベルト地帯が続いているが、そこは遊牧地帯、農耕地帯とその交雑地帯が層をなして連なる地帯でもある。そしてこの交雑地帯こそは北の遊牧騎馬民族と南の農耕民族が出会い、衝突と融合を繰り返す中で色々な民族や文化が入り混じった隋や唐のようなグローバルで世界帝国ともいうべきものが興亡を繰り返す国家揺籃の地であった。

そしてそこではシルクロードが大きな役割を果たしていた。シルクロードとは“天山山脈の近辺を数本走る西域への道”と言った程度のものではない。中央ユーラシアのほぼ全域にわたって東西のみならず南北にも枝を広げて多様な文物や文化が行きかう面的なシルクロードネットワークとでもいうべきものであった。そしてそこで縦横無尽の活躍をしていた最大の勢力がソグディアナを故郷とするソグド人であったが、シルクロードの隅々にまでコロニーを持ち、ただ商いに長けるだけではなく高度な情報力やキャラバン自衛由来の軍隊を有し、いろんな民族との交渉力を兼ね備えた集団であった。そのため自身で国を作り覇を競うことはなかったがあらゆる勢力の奥深くに浸透して影響力を発揮し、色々な国家が興亡を繰り返してもソグド人のみは影響を持ち続ける存在であり続けた。

だがそのソグド人も1千年紀の終わりごろには姿を消していく・・・しかしそれは大河がやがてたどり着いた砂漠にしみこみ姿は消すが伏流水となって流れ続けるのに似て、滅亡ではなく中央ユーラシアの隅々に融解していった帰結である・・・一方唐帝国の方は安史の乱以降はもはやグローバル帝国の様相はなく、金で国家の輪郭と安寧を買うただの国家になりはててしまった・・・などといったことがたっぷりと描かれていて、中国視線のアジア史とは全く趣の異なる壮大で感動的な一冊でした。

◆多神教と一神教 H28/9読

本村凌二(りょうじ)著、岩波新書967、2005年の刊。太古の昔、人がまだ意識や自我を持たなかった頃、人は耳元にささやきかける神々の声に従い神々と共に生きていた。だがやがて意識や自我の芽生えと共にそのささやきは聞こえなくなり、変わりに人は自身の意識の中にその気配を探し求め言葉に載せることで人々と共有するようになった。

副題に“古代地中海世界の宗教ドラマ”とあるようにこの本では、メソポタミア、エジプト、そしてギリシャからローマへと続く人類と神々のかかわりが解説されていきます。
(以下は勝手な要約で恐縮ですが・・・)幾多の民族や部族が交流と興亡を繰り返す中で、民族により名は違えども同種の神は収斂し、統合されていく。そうした中で人々はやがて神々の背後にあってすべてを取り仕切る全能の神をイマジネーションするようになる。それは概ね太陽神とそれに寄り添う女神の形をとることになるが、全ての源で威厳はあるが親しみにくい全能の神とは異なり、それに寄り添い包容と慈愛い、そして豊穣を担う女神の存在は人に神への親しみと安らぎをもたらすものでもあったに違いない。

だがそうした中で一部のあまりにも過酷な運命を生きる民族の中から、女神の慈愛などは待てないと全能の神に“己を律して生きるなら救済してくれるか”とばかりに直談判の契約に及ぶものが現れた・・・旧約、新約の一神教はそうして生まれたものではなかったかと。言われてみるとこうした一神教では女神的なものが弱く、ともすれば慈愛や寛容よりも父性的な戦いに明け暮れてきた感はありますよね。

また著者は一神教が成立した頃がアルファベットが生まれた時代に重なることに注目し・・・幾多の事象を象形文字であらわすヒエログラフは一つ一つの文字に言霊が宿るために幾多の事象を表そうとすると数千種にも及んでしまう。対して個々の言霊は一旦切り捨てたった30個ほどのアルファベットで森羅万象を表現する全能の表音文字を生み出したプロセスは、個別具体の事象を担う神々を全能の神として抽象化していく過程と同じ心的なプロセスではなかったかとも。
この本はしなやかな文章で独特の雰囲気が漂う、まさに5千年に及ぶ壮大な心の考古学です。
 なお“多神教、一神教”については他にも一塊の記事が別コーナーに・・・ 


◆古代都市平城京の世界 H28/8読

舘野和己著、山川出版社、2001年の刊。著者は長年奈良国立文化財研究所で平城宮跡の発掘に携わって来られた方。その方の二日間に渡る講義を拝聴する機会があって手にした本なのですが…

この本では発掘に基づく都の骨格と、そこの長屋王邸宅跡から出土した3万5千点にもおよぶ木簡文書や各種の文献資料を基に平城京のいきいきとした姿を復元してくれています。両側に側溝を持つ幅74mの朱雀通りが中央を貫き、その両側に位階の順に臣下、官吏の屋敷が並ぶ。物流のターミナルとしては左右2ヶ所に市をもちそこには人工の運河がつながっている。
規模としてはひとつ前の藤原京よりも一段と広大で、完全な条坊制の骨格を持ち宮殿の配置もさらに長安のそれに近づいていることが窺えますが、本書では更に官吏の日常勤務の様子、東西の市で賑わう物資の流通の様子、税や献納としてとして全国から集まる物資や労働者の様子も描かれていて・・・まさに律令体制国家の要として国家の威信をかけて造営、運用されていた平城京の様子が目に浮かぶようです。

ただ10万人とも20万人とも推定される人口を抱えるが故に既に今と同じ都市問題にも悩まされていたようで、その中でも最大の問題点が衛生面。何度となく疫病の蔓延に悩まされ、それが政情の不安も巻き起こし、最後は帰っては来るものの途中何回かのプチ遷宮や騒動もあったりと・・・あおによし奈良の都もそれなりに大変ではあったようです。
ともあれこの本、各ページの欄外の注釈も程よく親切で予備知識が乏しくても楽しめて奈良時代そのものの理解にも役立つありがたい一冊でした。

◆道が語る日本古代史/◆古代道路の謎 H28/8読
◆道路の日本史/◆完全踏査古代の道 H28/8読
 この2件はまとめて “日本あれこれ” のコーナーに移設ました。

◆古代飛鳥を歩く H28/6読

千田稔著、中公新書2371、2016年の刊。仏教伝来を始め大陸の文化文明が押し寄せる中、政変を繰り返しながらも日本の形が整いつつあった時代の飛鳥、天皇が代を変える度に宮を遷しはするが飛鳥を大きく外れることはなく、やがてそれを集大成するかのように藤原宮を造営するに至った飛鳥の時代。
この本はその日本の原風景ともいえる飛鳥の地への想いをエッセイ風にまとめてくれています。場所や事変の折々を題材に76の章立てで構成されていて、各章はカラーの写真1枚を含んで2ページで完結の簡潔な構成となっており、読み進めるうちに事変や天皇名が箇条書きされただけの歴史の教科書ではつかみにくいこの時代の風景が浮かび上がってきそうな一冊です。

著者曰く。外国の文化文明を吸収し日本を形作っていく様子は、明治を含めた近代によく似た姿ではあるが、和魂洋才と称してその背景としての精神性の導入までには至らなかった近代に比して、飛鳥の時代には目に見える文化文明だけでなくその背後にある心(一つには仏教)をも吸収し、それを為政の徳や生きる指針としようとした日本人の真摯な姿が見て取れると・・・一見、飛鳥散策のガイドブックのように見えて、実は味わい深い一冊です。

◆シルクロードの古代都市 H28/6読

加藤九祚(きゅうぞう)著、岩波新書1444、2013年の刊。副題に“アムダリヤ遺跡の旅”とあり、この本ではネパール高原やヒマラヤ山脈に連なるアフガニスタンのヒンドゥークシュ山脈を源とし、中央アジアを西に2574kmにわたって流れてアラル海にそそぐアムダリヤ(アム川)と、その上流のバクトリアの遺跡について紹介してくれています。

まず序章としてアムダリヤとアラル海の地形や風土が紹介されるのですが、かつては世界第4位の広さを誇っていたアラル海が一大灌漑事業により1960年を境に一挙に干上がり、湖水面積が1/5まで激減してしまった経緯が紹介されています。川の上流で水量の1/4を分岐させ1100kmに及ぶ運河を作り広大なエリアを綿花畑に変える、100mも揚水して高地に運河を作り都市を潤す、だがその結果一方では湖水を干上がらせ広大な塩害の地も生み出してしまう・・・強大な計画経済国家だからこそできた、そしてしてしまった20世紀最大の大地改造、自然破壊の結果です。

で、本題のこの川の上流バクトリアの地は、ユーラシアの西とインドや中国をつなぐ要衝の地であり、それだけにアケメネス朝、アレキサンダー大王東征、クシャン朝といろいろな勢力の侵攻を受け、何重にも文化の融合を重ねてきた土地であり、その様子がうかがえる遺跡が次々と発見され調査が進んでいると。
いずれの遺跡もヘレニズムの影響は強いのですが、そのひとつ、アイハヌムはアレキサンダー大王東征の後、グレコ・バクトリア王国に入植したギリシャ人中心の都市であったらしく、街の姿は円形劇場、神殿とギリシャの街にそっくりの造りとなっているとのこと。
対してタフティ・サンギンはギリシャ人とバクトリア人が共存していた街であり、そこでの神殿の造りや推定される儀式からギリシャ神とゾロアスター教の風習が見事に融合している様子が明らかになってきたと。
そこでゾロアスター教についても1章を割いてくれていて、原ゾロアスター教、その一大改革者であるツァラトゥストラの生涯、そしてその後のゾロアスター教に続く変遷が詳しく解説してくれていて、これも読みごたえのある1章となっています。

それにしてもなじみのない地名のオンパレード。ならばと付図の地図を拡大コピーして横に置き、さらには地名の迷子になりながらもグーグル地図の衛星画像を拡大したり縮小したりしながら読み進めるうちに(一旦場所が特定できて超拡大すると遺跡の輪郭がくっきりと見えて感動です!)、あこがれの中央アジアに少しは足を踏み入れた気分がし始める、ありがたい一冊でした。
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ところでアラル海やゾロアスター教についてはこのブログでも以前に駄文を・・・
     アラル海、 ゾロアスター教
そしてこの本の著者、何と御年94才とのことなのですがその波乱万丈の経歴やご活躍のご様子を・・・
     岩波のサイト(この本の写真や地図も)、 そして新聞のインタビュー記事


▼2016.9.12追記 この本の著者、加藤九祚さんが調査の旅先のウズベキスタンでお亡くなりになったとのニュースが流れています。94歳とのこと、ご冥福をお祈り申し上げます。
    http://www.asahi.com/articles/ASJ9D6GZKJ9DPTFC01K.html

◆ジャポンヤ --イブラヒムの明治日本探訪記-- H28/3読
◆イブン・バットゥータの世界大旅行  H28/4読

 この2件はまとめて “イスラムの国あれこれ” のコーナーに移設ました。

◆甦れ、わがロシアよ H27/12読
◆ロシア人しか知らない本当のロシア H27/12読
 この2件は “ロシアあれこれ” のコーナーに移設ました。

◆物語 ウクライナの歴史 H27/6月読

黒川祐次著、中公新書1655、2002年刊。クリミアをもぎ取られ、今も東部ではロシアとの確執が続いているウクライナ、それは一体どんな国なのかということで手にした本なのですが・・・
この国はかつてはロシア(モスクワ)、ベラルーシをも包含し広大な版図を有していたルーシ公国を源に持ち、首都キエフを中心に栄えたヨーロッパの大国であった。ところがその版図の北部のモスクワ公国がルーシ(つまりロシア)の名を持って独立し、さらにはベラルーシもルーシの名を持って独立・・・。で、残された地はやむなくキエフ・ルーシー国と呼ばれるようになり、その後はモンゴルに侵攻され、さらにはリトアニア・ポーランド、ロシア、オーストリア帝国、そしてソ連邦へと、(途中コサックの栄光の時代を挟みはするが)その時代時代に勢力を持った近隣の大国に飲み込まれ続けた。
だがそうして国としての輪郭を持てなかった時代にあっても常に、豊かな大地、資源、技術力を背景に重要な地であり続けてアイデンティティを保ってきたのがウクライナ。そして迎えたソ連邦崩壊で一挙にヨーロッパの大国として躍り出た今、芸術、科学技術、軍事技術等においてソ連邦の栄光と思われていたものが実はウクライナの業績であったというものも少なくない。
だからこそロシアとの関係はぎくしゃくするということなのかもしれませんが、ウクライナからしてみればもとはと言えばロシアに対してはこちらが本家筋、ロシアから見れば勝手に飛び出したかつてのソ連邦構成共和国との思いもあるとすると、両国の軋轢は根が深いのではとの感じもします。

なおこの本自体は黒海北方の大地の、スキタイ人が闊歩していた紀元前7~8世紀ごろから始まり現代に至る壮大な通史なのですが、なんと外務省の外交官であった著者が、たまたまウクライナへの赴任命令が出たことがきっかけで、日ごろなじみのないこの地を理解してもらえればとまとめ上げたとのこと。そのエネルギーに感動するとともに、こんな外交官がもっといてくれたら我々の国際理解ももっと進むのではなどと、ふと・・・


◆歴史の終わり 上・下 H27/11再読

 この項は “経済史、文明史” のコーナーに移設ました。

◆中世シチリア王国 H27/5月読

 高山博著、講談社現代新書1470、1999年刊。10世紀の頃の地中海は新たに台頭したアラブ・イスラムとラテン・カトリック、そしてギリシア・ビザンツの3つの勢力がせめぎ合い戦いを繰り返していた。
そうした中で、元はバイキングに源を持ち北フランスのノルマンディに住み着いていた人たちの中から、多くの若者たちが傭兵として南イタリアへと渡り頭角を現していき、その中の一人がシチリアの地に築いた国がやがてノルマン・シチリア王国となる。
この国、シチリアの地は地中海交易の富と人が集まり文化が接する要衝でもあり、歴代王は遠くの勢力や異邦の地より妃を求め、宮廷にはギリシャ語やアラビア語が飛び交い3つの文化が渦巻いていた。街では多様な民族がすみ分けて混在し、政治の要職にはギリシャ人やアラブ人が登用され、地中海の楽園と称されることが益々人や知識や財を引き付けていくことになり栄華を極めていく。結果、12世紀末の王フレデリクス(フリードリッヒ)二世はシチリア王、ドイツ王、神聖ローマ皇帝、さらにはエルサレム王までを兼ねるに至る。

・・・といったことが書かれているのですが、この本の著者は放送大学の「地中海世界の歴史」の講師として、ほぼこの本の内容をあつく語っておられた方であり、読み進めるうちに先生の声が聞こえてきそうな気がするのですが、現在は既に閉講となっているのが残念です。
ところでフレデリックス二世がエルサレム王を兼ねるようになった経緯がすごい。殺戮や強奪で名高い十字軍の歴史の中で、何と彼が行った第6回十字軍では、軍隊は進めたが現地につくやいなや延々とエルサレムを支配するアイユーブ朝のスルタンと難解な学術書簡の文通を始め、互いの教養の深さに感じ入り意気投合した結果、条約を結び無血でその地が解放されたとのこと。
時を経た21世紀の今、ヨーロッパ文明とイスラム圏の軋轢は益々泥沼の様相を呈していますが・・・歴史をたどればこうした時代もあったのだと、そしてそこに流れていたものは相手世界への深い知識、そして教養と寛容ではなかったかと思わせてくれる貴重な一冊です。

NHK さかのぼり日本史 ⑦~⑩ H27/8読

実は放送大学で「日本古代中世史」の単位試験を取りこぼしてしまったこともあり手にした本なのですが・・・
全十冊の日本史“さかのぼり”のシリーズということで、⑦は戦国編、以下順次遡って⑧室町・鎌倉、⑨平安と続き⑩が奈良・飛鳥です。
放映番組を本に仕立てたもののようで、さすがNHK、各時代のターニングポイントとなった出来事が臨場感豊かな程よい文章量で解説されています。これなら老いて記憶機能が弱った私の脳にも時代のイメージがそれなりに浸み込んでいきそうです・・・ということで、多少再試験に臨む意欲が湧いてきた感じもし始めました。

      
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by C_MANN3 | 2015-02-16 00:00 |  ・・・風にまかせて・・・ | Comments(0)
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