◆追記コーナー《エネルギー情勢へのつぶやき》

◆追記コーナー:エネルギー情勢へのつぶやき編◆

最新追記:6/9

 毎日流れてくるエネルギー関連のニュースを前にして思わずつぶやきたくなることもしばしば。そういう時はtwitterでとは思うのですが・・・中には140文字では呟ききれないものもあり、そうしたものを書き連ねて行ければと、この追記コーナーを設けてみました。【H28.5.20運用開始】

2017.6.9更新 ◆電力の小売自由化は第2年次に・・・

小口電力を含めた電力の自由化は第2年次に入りましたが、今年も新電力へのスイッチング状況を逐次グラフ化して追っかけて行きたいと思います。
今年は関西電力が原発再稼働による燃料費削減分で料金の値下げをすると発表しています。さらには今年からはガスの自由化も加わり益々競争が激しくなるものと思われますが、それがスイッチングの推移にどう影響するのかが、今年の注目点となりそうです。
そうした状況下で5月度、スイッチング比率は東京9%、関西が8%を超えました。
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2017.4.7更新 ◆電力の小売自由化から一年が経過・・・

小口電力自由化が開始されて一年が経過しました。この間新電力へのスイッチングは順調に増加し、初年度の切り替え率は全国で5.5%、342万件となりました。

b0050634_23443361.jpgこの件数で契約電力を4kW(40Aブレーカー)として計算すると1370万kWとなります。地域別では東京が8%に迫り、関西も7%を超えました。
新年度からはガスも自由化され、電力会社は反転攻勢に出るとのニュースが流れていますが、反転攻勢で取り込むのはガス市場であり、失われた電力市場が帰ってくるわけではなく、流出はさらに続きそうです。

2017.2.14 ◆思わぬ形で脱原発が進展するかも・・・

東芝が昨年末の時点で債務超過に・・・”とのニュースが流れています。常に先進的な技術で時代を切り開く、日本が世界に誇れる企業だと尊敬の念を持って眺めていた東芝が、原発事業の不振とその損失隠しでついに会長が辞任。このまま推移すれはこの期末は債務超過が濃厚とのこと。
残念なニュースではありますが・・・これがきっかけで思わぬ形での脱原発が進展する可能性も・・・メーカーと言わず、電力会社も含めて、原発にこだわれば窮する。あちらこちらの企業の経営判断の場で、脱原発の話が通り易くなるのではないかなどと・・・ふと。

2016.6.8 ◆各地の“でんき予報”雑感・・・

暑い日や寒い日、折に触れて電力会社の“でんき予報”でリアルタイムの日内変動を眺めるのが習慣になっているのですが、数年前から全国9電力の“でんき予報”をまとめて一覧できるサイトができていて重宝しています。

b0050634_12373590.jpgエレクトリカル・ジャパンと称するこのサイトでは右図のデザインでまとめてくれているのですが、眺めているといろんなことが解ります。例えは四国、中国、北陸の各電力では早朝の3~4時頃に突出した山があります。もしかしたらと思って全国のオール電化の普及率を調べてみるといずれも飛びぬけて普及率が高いエリア。どうやら一斉に湯沸しのお時間のようです。他にも季節や天候により1日の最大電力点がどう動くかといったことがよく判ります。

◆エレクトリカル・ジャパンのサイトはこちらに ・・・飛び先で少し下にスクロール

ところでこのサイトの情報源は各電力会社の“でんき予報”であり、もちろん各電力会社のサイトでも見えます。ただ昨年あたりから気になっていたことが・・・
実はこの情報、電力自由化で新電力が扱う電力は含まれていないとのこと。つまり各電力会社が直接販売しているもののみの日電力量推移ということで、それでは今後新電力のシェアが大きくなると、客離れして細った各電力会社の販売量を表すのみで、エリアの需要の全容とはかけ離れてくるんじゃないかと。
ところが最近久しぶりに各電力会社のサイトを見ると、何とこの4/1以降、一斉に“エリアのでんき予報”として模様替えし、新電力分を含めてエリアの送配電網を通る全需要を表すものに一新されていました。つまり各電力会社の発送配電分離で言うと以前は“発電会社”の販売電力量(自社発電+仕入た電力)を示していましたが、今後は“送配電会社”の需要家末端への通過量を示すということのようで、さすが経産省のご指導、これならこれからも情報として役に立つというものです。

◆大手各電力会社の新しい“エリアでんき予報”は・・・
九州  中国  四国  関西  中部  北陸  東京  東北  北海道

2016.5.20 ◆電力の全面小売自由化で進む切り替え・・・

4/1より電力の全面小売り自由化が開始され、その切り替え情報が新聞をにぎわすことが多くなりました。数値に添えられた論調は、切り替えの立ち上がりが想定していたほどの勢いがないとか、特定地域に偏っているとか様々ですが、電力広域的運営推進機関から発表される最新のスイッチング状況では5/13日現在で90万件。これは1件当たりの電力を控えめに3kW(30Aブレーカ)として計算しても、これに対応する発電設備の容量は270万kWで、すでに原発3基分に相当しています。

旧電力会社から電力を仕入れる携帯電話会社等の新電力はエネルギ生産のシェアには無影響ですが、大手ガス、石油等の自前で発電所を持つ勢力がシェアを伸ばすとエネルギー市場には大きく影響してきます。この勢いならこの1年で1000万kWに迫る可能性もあり、そうなると旧大手電力では原発10基分のはけ口を失う(というか備えとしての設備容量が不要になる)ということになります。
いや来年4月にはガスも自由化され電力会社の反撃が始まるとは言っても、その反撃はガス市場へのカウンター浸食であって、スイッチングされた電力需要が取り戻せるというわけではありませんよね。

▼なお最新の状況は下記リンクの電力広域的運営推進機関のホームページのお知らせ欄で“スイッチング支援システムの利用状況について”と題して定期的に追加掲載されています。ですが表形式で全国合計さえ記載のない不親切なものなので、分かり易く図表化したものをこのページで定期的に更新掲載していきたいと思います。
https://www.occto.or.jp/oshirase/hoka/

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by C_MANN3 | 2005-12-20 00:00 |  エナジー & カーボン | Comments(0)
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