SEがひとつ仕事を終えるとこの世にまたひとつ情報システムが誕生する。次の日からそこでは人とシステムが共生する新しい状況が始まる。それが人とシステムの新しい関係を切り開くことになるのか、使い勝手の悪い不満の日々の始まりとなるのか・・・すべてはそのSEにかかっている。
SE、システムエンジニア・・・この職業は交渉力、調整力、表現力、創造性、危機への嗅覚、危機突破力・・・組織心理学などでも議論されるあらゆるスキルがほぼ個人の肩にのしかかってくる不思議な世界です。望んで挑戦する人にとっては全人格が発揮できるアートな世界ともいえます。 一方において毎年おびただしい新人がSEとして企業に採用され、将来のスーパーSE、カリスマSEを目指してがんばりますが、3年、5年、10年と経過するうちに・・・自分が同じSEでもセールスエンジニアやサービスエンジニアであったり・・・あるいはプログラマのままであること等に気づかされる厳しい職種でもあるようです。 一時、数千人のSEを抱える企業が役員待遇をしても不都合のないスーパーSEをセレクトすると数十人しかいなかったといったことがよく話題になりましたが、本当にそうなのかも知れません。 不思議な職業、SEを語れば何かが見えてくる・・・そんな気持ちもあり、主として創造性に関わりそうな以下の項目でいくつかの雑感を書いてみたいと思っているのですが・・・ ★SEはお客様の代理人 ★SEは言葉の魔術師 ★SEはナレッジマネージャ ★SEはリスクマネージャ ★シームレスにSEに成長するために ・・・ですが、詳細は日をあらためてということで。(2005.10.30)
by c_mann3
| 2008-11-14 00:00
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