◆ギャラップ社の調査、その中身は・・・

前掲記事のギャラップ社の調査、実は新聞にほんの小さな囲み記事として紹介されただけで、詳しい情報がない。これだけ衝撃的な結果なので、 調査自体についても興味があり、インターネット検索などでいろいろと調べてみました。“ギャラップ”と“帰属意識”のand検索をかけるといろんな記事とかブログがワァッと出てきます。それだけこの話題はいろんな方面の注目を集めたと言うことでしょうか。

さて、ギャラップ社がどこを見て日本の評価が低いと言ったのかが問題なのですが、それは質問項目そのものから窺えそうです。

で、質問項目ですが、

「自分が得意なことを行う機会が毎日ある」
「自分が何を期待されているかがわかっている」
「自分の意見が考慮されているように思う」
「成長を励ましてくれる人がいる」

・・・など12問を5段階で回答とあります。日本ではこうした質問に対する回答が低かったと言うことでしょう。これだけでも何となくギャラップ社が意図している価値観を感じさせてくれますが・・・残り8問が不明なのが残念なところです。

気になってギャラップ・ジャパンのホームページを見てみると、どうやらこの12個の質問は「ギャラップQ12」と呼ばれる自慢のコンサルテーションツールのようで詳細は不明でした。
http://www.gallup.co.jp/path/employees/index.html
このサイトには現在リンクがつながりません。 

なんでも昔はこの種の調査に山のような質問項目を使っていたものを長年の分析実績から12個に絞り込んだとのことです。

それと今回の日本の調査結果に対してギャラップ社では・・・
「米国は不満があれば転職する。日本は長期雇用の傾向が強いこともあって、相当我慢しているのではないか」とコメントしているとのことです。

ですが・・・やっぱりこの質問項目はGEのウェルチの言う「Aクラス社員」度を示すリトマス試験紙といった感じがします。そして今日本ではいろいろの理由でAクラスとは一味違ったBクラス社員が増えつつあるってことなのかなと思うのですが・・・(2005.5.28)
by c_mann3 | 2009-06-18 00:00 | 組織心理学の心象風景 | Comments(0)
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