◆ドラマ「ハケンの品格」・・・終わる。

 
【2007.4.10載】 少し前の話になってしまいましたが・・・テレビドラマ「ハケンの品格」が好評でしたよね。荒唐無稽なようでいて・・・妙にリアルなドラマでした。

変な気遣いや成果主義などに翻弄されて疲れ果て、モチベーションどころではなくなっている「社員族」。対してスキルもモチベーションも高いハケン・・・
なんとなく身近な風景と重ねてしまったりして・・・結局最後まで見てしまいました。


“成果主義 VS プロセス主義”、“派遣社員の正社員化 VS 好業績下の追加リストラ”・・・
今の世相は相矛盾する価値観や動きが同時に起こり・・・それがぶつからずに、すれ違ったまま渦を巻いている。
ぶつかればある程度相殺して減速しそうですが、高速を維持したまますれ違っている。当然境界面では激しい渦が巻き・・・大勢の人がそこに飲み込まれていく。とってつけたように言われるセイフティーネットも目が粗らすぎて役に立ちそうに無い。

“このままでは袋小路”という共通認識はできつつあるようですが、そこから抜け出すベクトルが見えない。

「美しい国」、「国家の品格」・・・こうした混沌の中で最近しきりに“美しい”とか“品格”といった奇妙な単語がはやり、“愛国”や“教育”に答えを見出そうという動きもあるようですが、そうした人たちが脳裏に描いている未来像が良く見えてこないことが不気味です。
どの程度のどんな類のバックボーンや未来像から発せられている言葉なのか・・・それが気がかりですよね。
by c_mann3 | 2015-08-06 00:00 |  ・・・風にまかせて・・・ | Comments(0)
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