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◆◆組織心理学の心象風景◆◆

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2005.2.1開始
ほとんどの人々は企業という名の組織に属して生きています。しかも昔に比べると少なくなってきたとはいえ、一日のうちでも、一生の中でもかなりの時間を人は組織と共生し、対峙し、生きています。
社会が変わり、組織が変わり、参加する個人の意識も変わりつつあるといわれる中で、“個人と組織の係わり合い”について、軽く、広く思いつくままに書いてみたいとおもいます。

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《このカテゴリーの記事ブロック》

 ◆組織心理学に期待するもの
 ◆企業の存在意義
 ◆会社はだれのものか
 ◆企業の文化と制度
 ◆日本人の組織観
 ◆組織のかたち

 ◆判断のもつれとヒズミ
 ◆認知バイアスと意思決定
 ◆ハーバーマスとルーマン

 ◆創造性、その構成要素
 ◆答えの形や居場所
 ◆組織と創造性
 ◆社員の熱意と消沈
 ◆うつ、自殺、心の姿勢制御
 ◆うつの諸相
 ◆セラピーもいろいろ

 ◆組織と情報
 ◆情報のスキル
 ◆Web 時代と人の感性
 ◆iPhon、クラウド、グーグル

 ◆組織の不祥事
 ◆組織の片隅の風景
 ◆可視化、見える化、感じるか

《各記事ブロックの詳細》

組織心理学に期待するものs1012 記事は読み下し順
◆組織心理学の心象風景、 ◆組織心理学に期待するもの、 ◆産業再生機構と、地上の星、 ◆「組織心理学」と題した本、
企業の存在意義s1010 記事は読み下し順
◆企業の存在意義、 ◆企業の存在意義:創世記神話、 ◆企業の存在意義:そのアイデンティティ、 ◆企業の存在意義:手段と目的の循環、 ◆企業の存在意義:日本型経営の源流、 ◆企業の存在意義:日本の優秀企業研究、
会社はだれのものかs1009 記事は読み下し順
◆会社はだれのものか・・・、 ◆会社は誰のために・・・、 ◆会社は誰のために・・・《続》、 ◆会社は誰のために・・・《続・続》、 ◆そもそも株式会社とは・・・、
企業の文化と制度s1008 記事は読み下し順
◆企業組織の文化と制度、 ◆組織の文化と制度:生成と変容、 ◆文化と制度:大海に浮かぶ氷山モデル、 ◆文化と制度:文化を分断する分業組織、 ◆文化と制度:“チケットぴあ”の場合、 ◆文化と制度:文化による制度の変節、 ◆文化と制度:折重なるパラダイムシフト、 ◆文化と制度:整理してみると・・・、 ◆文化と制度:とどめの本、一冊、
日本人の組織観s1006 記事は読み下し順
◆日本人と組織・・・、 ◆中空構造日本の深層・・・、 ◆日本辺境論・・・、 ◆野生の思考、ブリコルール・・・、
組織のかたちs1004 記事は読み下し順
◆組織のかたち、 ◆組織のかたち:雑感あれこれ、 ◆組織のかたち:ニューラルネット、 ◆組織のかたち:マトリックス〈1〉、 ◆組織のかたち:マトリックス〈2〉、 ◆組織のかたち:マトリックスの事例、 ◆組織のかたち:サプリメント、 ◆組織のかたち:進化のゆくえ、 ◆組織のかたち:とどめの感動本、一冊、
判断のもつれとヒズミs1002 記事は読み下し順
◆知的生産のもつれとヒズミ、 ◆知的生産、その生産性と品質、 ◆ひずみ:マクナマラの数理学的意思決定、 ◆もつれ:マクナマラ、もうひとつの逸話、 ◆マクナマラについて・・・追記、 ◆ミスリード・・・、 ◆もつれ:悪魔の代理人、仮想敵の攻撃、
認知バイアスと意思決定s1001 記事は読み下し順
◆認知バイアス、議論のひずみ、 ◆手作り、未検証の「認知バイアス《1》」、 ◆手作り、未検証の「認知バイアス《2》」、 ◆もつれ、ひずみ・・・その構造を整理すると、 ◆意思決定の技術、 ◆CIAの「仕事に役立つインテリジェンス」・・・、 ◆「つっこみ力」・・・、 ◆「使える弁証法」・・・阻む壁、
ハーバーマスとルーマンs0912 記事は読み下し順
◆ハーバーマス・ルーマン論争、 ◆意図、会話、収斂、そして秩序・・・、 ◆ニクラス・ルーマン・・・ 、 ◆言葉はなぜ通じないのか・・・、 ◆組織を変える「仕掛け」・・・、 ◆感動本!「他人を□□す若者たち」、 ◆他者蔑視と自己優越感・・・その愛国版、
創造性、その構成要素s0910 記事は読み下し順
◆創造性:求む、創造性の認知構造モデル、 ◆創造性:認知系の資料を発見。、 ◆創造性:ジェネプロアモデル、 ◆創造性:等価変換論、 ◆創造性:観点の変革と自由、 ◆創造性:発想の自在学と自在研究所、 ◆創造性:錬金術と創造性、 ◆創造性:エジソンとテスラ、
答えの形や居場所s0909 記事は読み下し順
◆創造性:答えの形、 ◆創造性:答えの居場所、 ◆創造性:図形、図表で考える、 ◆脳を活性化する手書きデッサン、 ◆立花さんの・・・「知」のソフトウェア、 ◆創造性の源泉・・・、
組織と創造性s0908 記事は読み下し順
◆組織と創造性:行動科学 VS 認知科学、 ◆組織と創造性:知識創造と知識調達、 ◆「ビジネス・インサイト」・・・、 ◆組織と創造性:ものづくり経営学・・・ 、 ◆組織と創造性:ものづくり経営学・・・《続》、 ◆組織と創造性:プロジェクトXの共通因子。、 ◆隠れキリシタンと「育てる経営」、 ◆組織と創造性:癒し系、田中耕一さん、 ◆組織と創造性:癒し系企業の未来、
社員の熱意と消沈s0906 記事は読み下し順
◆社員の熱意とロイヤリティ、 ◆ギャラップ社の調査、その中身は・・・、 ◆ギャラップQ12・・・これが答えだ!、 ◆ギャラップQ12・・・これが答えだ!《続》、 ◆誰がために鐘は鳴る、 ◆B級社員のロイヤリティ、 ◆勝組みが踏み固める格差社会、 ◆成果主義・・・雑感、
うつ、自殺、心の姿勢制御s0904 記事は読み下し順
◆うつ、自殺・・・揺れる小舟、 ◆揺れる小船の姿勢制御、 ◆家庭の「うつ」・・・そのステージ、 ◆「うつ」と付き合う心理学・・・、 ◆職場の「うつ」・・・二種類の会話、 ◆続、うつとの会話・・・あれこれ、 ◆フランクルの・・・ロゴセラピー、
うつの諸相s0902 記事は読み下し順
◆ストレスで伸びる人の心理学、 ◆「鬱の力」・・・、 ◆「私はうつ」と言いたがる人たち・・・、 ◆悪いのは私じゃない症候群・・・、 ◆新型うつ・・・雑感、 ◆若年性アルツハイマー / ビューティフル・マインド、 ◆「フリーズする脳」・・・、
セラピーもいろいろs0901 記事は読み下し順
◇「無境界」・・・自己成長のセラピー論、 ◇オープンダイアローグとは何か、 ◇その島のひとたちは、ひとの話をきかない、◆「孤高の出張カウンセラー」・・・、 
組織と情報s0812 記事は読み下し順
◆組織と情報:伝言ネットワーク、 ◆組織と情報:バーチャル「三現主義」、 ◆組織と情報:情報の編集と収斂、 ◆組織と情報:ITは組織を変えるか、 ◆組織と情報:暗黙知に火をつける、
情報のスキルs0811 記事は読み下し順
◆情報スキル:情報システムの夢と現実、 ◆情報スキル:人とコンピュータ、役割の境界線、 ◆情報スキル:信じて探す情報検索、 ◆情報スキル:SEはアートな世界、 ◆「うちのシステムはなぜ使えない」・・・、 ◆人と情報:ビタミンA欠乏症、
Web 時代と人の感性s0810 記事は読み下し順
◆Google・・・そして「ウェブ進化論」、 ◆Wiki とマス・コラボレーション、 ◆シンドラーの不思議、 ◆グーグルを超える「次世代ウェブ」、 ◆「ウェブ時代をゆく」・・・、 ◆13年前の「マルチメディア」・・・、 ◆包囲される人の感性領域・・・、 ◆40年前の「マクルーハン」・・・、
iPhon、クラウド、グーグルs0808 記事は読み下し順
◆衝撃の“i Phone”、米国でデビュー、 ◆魔神が生み出すiPod、iPhone・・・、 ◆グーグル10の黄金律・・・、 ◆クラウド・コンピューティング・・・、 ◆クラウド、携帯端末戦争のゆくえ・・・、 ◆電子出版の未来図・・・、 ◆ツイッターの社会論・・・、 ◆ツイッター・・・始めて一年、 ◆「テレワーク」、未来型労働の現実・・・、
組織の不祥事s0806 記事は読み下し順
◆組織の不祥事:専門家集団の場合、 ◆組織の不祥事:「個」の無機質化、 ◆組織の不祥事:内部告発、 ◆組織の不祥事:パロマとクボタ・・・、 ◆組織の不祥事:東電とトヨタ・・・、 ◆「説明責任」とは何か・・・、 ◆プロフェッショナル原論・・・、 ◆「思考停止社会」・・・、 ◆マネジメント信仰が会社を滅ぼす・・・、
組織の片隅の風景s0804 記事は読み下し順
◆組織の片隅の風景・・・、 ◆ツーボスシステム・・・とある風景、 ◆全てのアイディアが否定されるあなたへ・・・、 ◆その思い出は・・・苦い、甘い?、 ◆深化する人、進化する人・・・、 ◆境界線で揺れるヤジロベー・・・、 ◆隅々に温存される不適切・・・、
可視化、見える化、感じるかs0802 記事は読み下し順
◆可視化、見える化、気がつくか・・・、 ◆可視化、見える化、感じるか・・・、 ◆可視化される顧客満足度・・・、 ◆可視化:ビジネス顕微鏡・・・

by C_MANN3 | 2010-12-30 00:00 | 組織心理学の心象風景 | Comments(0)

◆組織心理学に期待するもの

組織心理学に期待するもの・・・それは“組織と人間”の相互作用、その解明と活用といったことでしょうか。
それは言い換えると、人を踏みにじらない組織の仕組み、そして組織に呑み込まれず生きていける人間のありようの追及でもあります。
加えて情報システムがここまで組織の重要なファクターになってしまった現在では、“情報と人間”の関わり方、つまり情報に飲み込まれずに活用できる人の知性のありようも追及されるべきなのかもしれません。

そんなわけで、単に狭義の組織と人間の関わりといった枠組みだけでなく、人間が集団としての組織の中で発揮する創造性、意思決定、合意形成、情報処理、それを実行しようとすると必然的に発生するもろもろのコンフリクト、揉めごと、それに直面してもなおくじけない意欲、モチベーション、ミッションとかいったことについて、知識や気持ちの整理ができていければと思うのですが・・・
ちょっと大げさすぎてあつかましいのかも。(2005.2.1)
by C_MANN3 | 2010-12-18 00:00 | 組織心理学の心象風景 | Comments(0)

◆産業再生機構と、地上の星

ダイエーの再建は丸紅グループの手でと決定したようです。産業再建機構は超大型案件のダイエーに決着をつけることを花道にして活動の幕を閉じることになります。

期間、資金量限定で出発した機構でしたが、再建企業として手掛けた企業が地方密着の中堅企業が多かったこともあり、賛否両論渦巻く中での二年間でした。
ですが、こうした地方中堅企業再建の経過やエピソードが新聞等で紹介されているものを見ていると・・・再建機構が発足した当時の再建機構COO富山さんの篤いメッセージを思い出してしまいます。


(以下は2003/ 5/27記)
不良債権をいったん棚上げし、企業を再生する産業再生機構が活動を始めたようです。NHKテレビのインタビュー番組でそこのキーマン、富山さんが思いを述べておられましたが、味わい深いものがありました。

要するに形を変えた銀行への資金注入じゃないかとの問いに・・・

不良債権を買い上げるかどうかなんて問題じゃない。不良債権扱いされた企業の実業の中核部で、プロジェクトX、すなわち“地上の星”が死なずに動いていて、不良債権の重石さえはずせば再び輝けるかどうかが問題なんだ。
まるで逆バブルのごとく、どんどん不良債権が再生産されているが、一番の問題は、無数の地上の星がかろうじてささえている実業部門が巻き添えを食って消滅していくこと・・・そのつけが数十年後に国全体の産業力の低下として顕在化することが問題なんだ。しっかりした技術、商品、それを支える中層の技術者、営業マン、この有機的な塊が再活性できると見込める企業になら、資金注入は生きる。ここがだめならいくら金をつぎ込んでも無駄、それを見極めつつ再活性のきっかけを作っていくのが使命なんだと、熱弁を振るっておられました。

地上の星、技術と組織と人間が有機的結合体として光り輝く、この結合体の在りようをハンドリングするもの、その一翼を担うものが組織心理学なんじゃないか・・・我田引水かもしれませんが、前掲の《組織心理学に期待するもの・・・》では堅苦しい表現をしてしまいましたが組織心理学の役割は、実際の現場ではこの“地上の星”を輝かせることに他ならない・・・なんてひょっと思っての感想でした。

★なお、産業再生機構のホームページに、発足時の富山さんのメッセージが掲載されています。まことにおつかれ様でした。(2005.3.6)
         http://www.ircj.co.jp/about_us.html#04
             (残念ですが、このリンク先は消滅しています)
by c_mann3 | 2010-12-16 00:00 | 組織心理学の心象風景 | Comments(0)

◆「組織心理学」と題した本

●岩波書店刊、「組織心理学」シェイン著

1966年、岩波から「現代心理学入門」全10冊の内の一冊としてシェイン著「組織心理学」が出たときは、感動の一冊でした。もとはカリフォルニア大のテキストとして編纂されたもののようでしたが、その後改定を重ね、国内でも1981年、新訂版として出されたときは何とページ数が倍になっていました。・・・がその後絶版。

面白い領域だと思うのですが、このジャンルは経営学とか、政策科学とかにはさまれ、心理学を冠するまとまりとしては目立ちにくいのでしょうか。

雑誌としては丸善から組織学会編「組織科学」が出されており昔は愛読していました。こちらは今も続いているようですが、私自身が疎遠になってしまっています。


産業組織とか、経営組織とかいったタイトルの本が目立つ中で、純粋に「組織心理学」と題した本にはなかなかお目にかかれないのですが、その後比較的新しい一冊を見つけました。

●白桃書房刊、「組織心理学」青山学院大、林伸二著2000/5/26初版

上述の岩波の新訂版からさらに20年が経過しているだけあって組織心理学の名の下に扱われる領域は「交渉プロセス」、「集団意思決定」や「組織の風土や文化」が扱われる等、大きく拡大されていることが窺えます。

読後の印象ですが、シェインの「組織心理学」が体系の持つ潮流をを熱っぽく語っていて読み物としても面白かったのに比べると、今回のものは、ますます広大になる組織心理学の理論や諸説を淡々と網羅的に編集した用語集といった感じがしないでもないですが・・・その分、便利な一冊です。

蛇足ですが・・・
本は書き込みなどでは汚さない私ですが、初版のシェインの組織心理学に限って、やたら感動した感じのアンダーラインや書き込みが残っています。
社会に出て組織の一員となったばかりのころ、思っていたこととは裏腹に創造性とかが求められる職場の割には“文句を言わずに仕事をしろ”といった雰囲気なのに反発し、組織が悪いのか素直でない自分がいけないのか・・・この本で決着を着けようとばかりに一行一行、一喜一憂しながら読んでいた懐かしい痕跡です。組織心理学は私にとってはただの「学」や「教養」ではなく、「刃」であり「応援歌」だったのかもしれません。(2005.2.1)
by C_MANN3 | 2010-12-14 00:00 | 組織心理学の心象風景 | Comments(0)

  ・・・次は・・・

      ◆次は「企業の存在意義」について・・・⇒⇒


by C_MANN3 | 2010-12-01 00:00 | Comments(0)