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◆◆組織心理学の心象風景◆◆

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ほとんどの人々は企業という名の組織に属して生きています。しかも昔に比べると少なくなってきたとはいえ、一日のうちでも、一生の中でもかなりの時間を人は組織と共生し、対峙し、生きています。

社会が変わり、組織が変わり、参加する個人の意識も変わりつつあるといわれる中で、“個人と組織の係わり合い”について、軽く、広く思いつくままに書いてみたいとおもいます。 (2005.2.1開始)
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《このカテゴリーの主要な記事》


 
      ◆組織心理学に期待するもの・・・・(3件)
      ◆企業の存在意義・・・・・・・・・(6件)
      ◆会社はだれのものか・・・・・・・(5件) 
      ◆企業の文化と制度・・・・・・・・(9件)
      ◆日本人の組織観・・・・・・・・・(9件)
      ◆組織のかたち・・・・・・・・・・(9件)

      ◆判断のもつれとヒズミ・・・・・・(7件)
      ◆認知バイアスと意思決定・・・・・(8件) 
      ◆ハーバーマスとルーマン・・・・・(7件) 
      ◆創造性、その構成要素・・・・・・(9件)
      ◆答えの形や居場所・・・・・・・・(9件)
      ◆組織と創造性・・・・・・・・・・(9件) 

      ◆社員の熱意と消沈・・・・・・・・(8件)
      ◆うつ、自殺、心の姿勢制御・・・・(7件)
      ◆うつの諸相・・・・・・・・・・・(7件)
      ◆組織と情報・・・・・・・・・・・(5件)
      ◆情報のスキル・・・・・・・・・・(6件)
      ◆Web時代と人の感性・・・・・・・(8件)  
      ◆iPhon、クラウド、グーグル・・・(9件) 
      ◆組織の不祥事・・・・・・・・・・(9件)
      ◆組織の片隅の風景・・・・・・・・(7件)
      ◆可視化、見える化、感じるか・・・(4件)



by C_MANN3 | 2010-12-30 00:00 | 組織心理学の心象風景 | Comments(0)

◆組織心理学に期待するもの

組織心理学に期待するもの・・・それは“組織と人間”の相互作用、その解明と活用といったことでしょうか。
それは言い換えると、人を踏みにじらない組織の仕組み、そして組織に呑み込まれず生きていける人間のありようの追及でもあります。
加えて情報システムがここまで組織の重要なファクターになってしまった現在では、“情報と人間”の関わり方、つまり情報に飲み込まれずに活用できる人の知性のありようも追及されるべきなのかもしれません。

そんなわけで、単に狭義の組織と人間の関わりといった枠組みだけでなく、人間が集団としての組織の中で発揮する創造性、意思決定、合意形成、情報処理、それを実行しようとすると必然的に発生するもろもろのコンフリクト、揉めごと、それに直面してもなおくじけない意欲、モチベーション、ミッションとかいったことについて、知識や気持ちの整理ができていければと思うのですが・・・
ちょっと大げさすぎてあつかましいのかも。(2005.2.1)
by C_MANN3 | 2010-12-18 00:00 | 組織心理学の心象風景 | Comments(0)

◆産業再生機構と、地上の星

ダイエーの再建は丸紅グループの手でと決定したようです。産業再建機構は超大型案件のダイエーに決着をつけることを花道にして活動の幕を閉じることになります。

期間、資金量限定で出発した機構でしたが、再建企業として手掛けた企業が地方密着の中堅企業が多かったこともあり、賛否両論渦巻く中での二年間でした。
ですが、こうした地方中堅企業再建の経過やエピソードが新聞等で紹介されているものを見ていると・・・再建機構が発足した当時の再建機構COO富山さんの篤いメッセージを思い出してしまいます。


(以下は2003/ 5/27記)
不良債権をいったん棚上げし、企業を再生する産業再生機構が活動を始めたようです。NHKテレビのインタビュー番組でそこのキーマン、富山さんが思いを述べておられましたが、味わい深いものがありました。

要するに形を変えた銀行への資金注入じゃないかとの問いに・・・

不良債権を買い上げるかどうかなんて問題じゃない。不良債権扱いされた企業の実業の中核部で、プロジェクトX、すなわち“地上の星”が死なずに動いていて、不良債権の重石さえはずせば再び輝けるかどうかが問題なんだ。
まるで逆バブルのごとく、どんどん不良債権が再生産されているが、一番の問題は、無数の地上の星がかろうじてささえている実業部門が巻き添えを食って消滅していくこと・・・そのつけが数十年後に国全体の産業力の低下として顕在化することが問題なんだ。しっかりした技術、商品、それを支える中層の技術者、営業マン、この有機的な塊が再活性できると見込める企業になら、資金注入は生きる。ここがだめならいくら金をつぎ込んでも無駄、それを見極めつつ再活性のきっかけを作っていくのが使命なんだと、熱弁を振るっておられました。

地上の星、技術と組織と人間が有機的結合体として光り輝く、この結合体の在りようをハンドリングするもの、その一翼を担うものが組織心理学なんじゃないか・・・我田引水かもしれませんが、前掲の《組織心理学に期待するもの・・・》では堅苦しい表現をしてしまいましたが組織心理学の役割は、実際の現場ではこの“地上の星”を輝かせることに他ならない・・・なんてひょっと思っての感想でした。

★なお、産業再生機構のホームページに、発足時の富山さんのメッセージが掲載されています。まことにおつかれ様でした。(2005.3.6)
         http://www.ircj.co.jp/about_us.html#04
             (残念ですが、このリンク先は消滅しています)
by c_mann3 | 2010-12-16 00:00 | 組織心理学の心象風景 | Comments(0)

◆「組織心理学」と題した本

●岩波書店刊、「組織心理学」シェイン著

1966年、岩波から「現代心理学入門」全10冊の内の一冊としてシェイン著「組織心理学」が出たときは、感動の一冊でした。もとはカリフォルニア大のテキストとして編纂されたもののようでしたが、その後改定を重ね、国内でも1981年、新訂版として出されたときは何とページ数が倍になっていました。・・・がその後絶版。

面白い領域だと思うのですが、このジャンルは経営学とか、政策科学とかにはさまれ、心理学を冠するまとまりとしては目立ちにくいのでしょうか。

雑誌としては丸善から組織学会編「組織科学」が出されており昔は愛読していました。こちらは今も続いているようですが、私自身が疎遠になってしまっています。


産業組織とか、経営組織とかいったタイトルの本が目立つ中で、純粋に「組織心理学」と題した本にはなかなかお目にかかれないのですが、その後比較的新しい一冊を見つけました。

●白桃書房刊、「組織心理学」青山学院大、林伸二著2000/5/26初版

上述の岩波の新訂版からさらに20年が経過しているだけあって組織心理学の名の下に扱われる領域は「交渉プロセス」、「集団意思決定」や「組織の風土や文化」が扱われる等、大きく拡大されていることが窺えます。

読後の印象ですが、シェインの「組織心理学」が体系の持つ潮流をを熱っぽく語っていて読み物としても面白かったのに比べると、今回のものは、ますます広大になる組織心理学の理論や諸説を淡々と網羅的に編集した用語集といった感じがしないでもないですが・・・その分、便利な一冊です。

蛇足ですが・・・
本は書き込みなどでは汚さない私ですが、初版のシェインの組織心理学に限って、やたら感動した感じのアンダーラインや書き込みが残っています。
社会に出て組織の一員となったばかりのころ、思っていたこととは裏腹に創造性とかが求められる職場の割には“文句を言わずに仕事をしろ”といった雰囲気なのに反発し、組織が悪いのか素直でない自分がいけないのか・・・この本で決着を着けようとばかりに一行一行、一喜一憂しながら読んでいた懐かしい痕跡です。組織心理学は私にとってはただの「学」や「教養」ではなく、「刃」であり「応援歌」だったのかもしれません。(2005.2.1)
by C_MANN3 | 2010-12-14 00:00 | 組織心理学の心象風景 | Comments(0)

  ・・・次は・・・

      ◆次は「企業の存在意義」について・・・⇒⇒


by C_MANN3 | 2010-12-01 00:00 | Comments(0)