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◆◆クオリアとか進化論など◆◆

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このカテゴリーではクオリアとか進化論といった切り口の雑感をならべていきたいと思います。 (2004.10.23開始)
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《このカテゴリーの主要な記事》


 
      ◆クオリア雑感、科学思想の系譜・・(6件)
      ◆進化する“学”・・・・・・・・・・(8件)
      ◆人類や文明の進化・・・・・・・・(9件)
      ◆心の哲学やアフォーダンス・・・・(8件)
      ◆人間の本姓や脳科学・・・・・・・(9件)
      ◆脳の続、オートポイエーシス・・・(7件)
      ◆粘菌ロボットの不思議・・・・・・(2件)
      ◆構造主義、知の一網打尽・・・・・(3件)
      ◆質的研究法・・・・・・・・・・・(4件)



by C_MANN3 | 2012-12-30 00:00 | クオリアとか進化論など | Comments(0)

★クオリアの風景

今日はじめて、ブログとやら言うものに接しました。
で、早速参加。よろしくお願いいたします。

タイトルは“クオリアの風景”・・・
クオリアは、とりあえず、「心象風景」と言った程度の意味合いで使わせていただきます。

日常、フッと心に浮かんだことをそのまま書き連ねることになるものと思います。
できれば、“心理学風エッセイ”もどきの雰囲気が、かもし出せればいいんですが・・・

(2004.10.23記)・・・これがこのブログの記念すべき第1ページでした。
by C_MANN3 | 2012-12-20 00:00 | クオリアとか進化論など | Comments(0)

★“クオリア”との出会い

不思議な響きを持った言葉、“クオリア”・・・
実は、茂木健一郎さんのちくま新書“意識とはなにか―「私」を生成する脳 ”で、初めて出会いました。

この本によると・・・

機能主義の立場ではつかみ難い“主観的な意識というもの”があるのかないのか、あるとすればそれはどこにあり、一体どんなものなのか・・・

それは、どうやら脳内の前頭葉の辺りにあり、脳の中にある1000億個の神経細胞のそれぞれのシナプスが結び合う関係性の中で浮かび上がってくるクオリア(質感)の集合体が意識の実態・・・これは環境や他者との関係性の中でダイナミックに変化し続ける脳の働きそのものということのようです。

b0050634_2114040.jpgそしてそのクオリアとは、木の葉の隙間からこぼれる木漏れ日のキラキラとした質感、磨かれたガラス容器のクリスタルな質感・・・そうした色彩や形といった情報をベースにはしているがそれを超えてその一瞬に感じる質感を表した言葉なのだと。

多少これを拡大解釈させて頂くと、さっと風が吹き落ち葉が舞う瞬間に“胸中に浮かぶ情感”、テレビで台風や地震のニュースに接して“ふぁっ、と沸きあがる思い”・・・多分こういった外的な刺激を受けた時に付随して巻き起こる情感のひとつひとつもクオリアなのだと思いますが、いまではクオリアという単語自体が私の胸中にひとつの“質感”を持つようになってしまいました。

日々の生活の中で、風が吹いても、雨が降っても、感動しても、うんざりしても・・・その瞬間に「おっ、クオリア」とつぶやいている毎日といったところです。
それにしても、今年は台風、地震と規模の大きい災害が続きますよね・・・(2004.10.23)
by C_MANN3 | 2012-12-18 00:00 | クオリアとか進化論など | Comments(2)

★クオリアから仮想へ・・・

クオリアに初めて接したのは茂木健一郎さんの本でしたが、その茂木さんに新著が出ました。
題して「脳と仮想」、新潮社、2004年9月25日発行。


クオリアは胸中に浮かんでは消える断片的なもの・・・対して仮想はもう少しストーリー性を持った思い。著者は冒頭で、女の子が信じている“サンタさんの存在”を引き合いに出すことから話を始めます。
クオリアが想起消滅を繰り返すスチール写真のワンショットだとすると、仮想は長編のビデオのようなものかもしれません。

仮想は二つに大別される。そのひとつは幾多のクオリアが連なって仮想となり、それが現実の世界とつき合わされ確認されることでどんどん確信として成長していくもの・・・事例としては数理モデルや物理学の世界。そう、こうした自然科学も実は現実世界の写像であり、現実そのものではない仮想というわけです。

で、もう一方の仮想は、現実世界と照合すると破綻する、現実にはあり得ないもの・・・でもそうした仮想を持たずして生きていくことは困難とか、持つことが救済になるといった、現実世界への希望や願望といったもの・・・前述のサンタさんもこの類ですが、これはいわば現実世界の逆写像であり、これももうひとつの仮想ということのようです。

随所に含蓄のある表現が見られますが、そのひとつ・・・

ある体験から心に傷を受ける・・・その体験によって脳内の神経細胞は大規模な再編成(言い換えるとクオリアや仮想の再編成)を余儀なくされる。それは既存の脳内認知システムでは取り込めない状況に直面して新たな認知ネットワークが編成されるということでもあるが・・・こうした再編成の結果、新しいものが生み出されるプロセスを人は“創造”と呼ぶ。要するに・・・脳は傷つけられることがなければ創造することもできない。   ・・・なんていうフレーズもあり、とにかく読んでいて面白い。

ですが・・・脳科学をベースにした論理とは言うものの、クオリアに接したとき以上に、科学というよりは更に哲学に近くなっている感じがします。もっとも科学も哲学も宗教も全ては仮想なんだと思えば、どうということもないのかも。(2004.10.24)
by C_MANN3 | 2012-12-16 00:00 | クオリアとか進化論など | Comments(0)

★科学を五感で味わう・・・

先日、NHKの番組で茂木健一郎さんが「脳科学」の紹介をされていました。十人ほどの高校生を前に“最先端の科学を味わってもらう”ことを目指した番組でしたが、なかなか味わい深いものでした。

もちろんクオリアを中心に話が進められ・・・内容自体は先生が何冊かの本に書いておられる範囲のものですし、先生のお顔も先生のホームページを覗くとやたら顔写真が出ているので既になじみの顔ってことなんですが・・・

映像が伝えるものってやっぱり別物なんでしょうね。先生の表情、声の質、抑揚・・・思っていたよりも若い。話しているときは表情があまり動かない・・・そして早口。

あらためて、私の中で「茂木健一郎」というお名前に反応して生起するクオリアや、「クオリア」というキーワードに触発されて胸中でうごめくクオリアが変化した感じがします。

ところでこの番組、ノーベル賞の小柴先生がコーディネイトして先端科学の紹介を集めた4回もののシリーズで、他にも「言語学」といった興味深いーテーマが並んでいました。
この番組の毎回の冒頭で小柴さんがおっしゃっていたこと・・・それが「科学は五感を総動員して味わっていただきたいもの」ということでした。

ともすると私たちは科学を心(意識)の表層部で“間違わないように理解しなければならない(外部の)知識”としてのみ受け止めるのがやっと・・・五感と絡めて吸収するとか、日常の生活の中で日々巻き起こる森羅万象を納得する際にいつも思い出して反芻するってことはまずないですよね。

でもそれでは新しい発見は生まれない、心の中でも新しいクオリアは生まれない・・・そんな人たちが集まった国からノーベル賞が頻発することもありえない・・・ということで若い高校生を前にして第一人者が思い入れをこめて科学を語ったってことなんだと思います。

目を輝かせて聞き入る高校生の中から、将来こうした分野に単なる知識としての理解を超え、五感、六感を総動員して科学に立ち向かう人たちが現れることを期待したいですよね。(2004.10.31)
by C_MANN3 | 2012-12-14 00:00 | クオリアとか進化論など | Comments(2)

◆科学思想の系譜:現代科学は魔法の末裔

前掲の小柴先生の「科学を五感で味わう」ということに関連しそうな雑感です。

“愛読書はもっぱら新聞の書評欄”なんてことを言うと、じっくり本を読み込んでおられる方からはヒンシュクを買うのかもしれませんが・・・

2003/7/20付け、朝日新聞の“「磁力と重力の発見」山本義隆著、みすず書房刊”の書評はなかなかのものでした。この本の副題は“現代科学は魔法直系の末裔だった!” ・・・端折りながら、何ヶ所か引用しますと・・・

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>多くの人は、昔の人たちは迷信深い非科学的な連中だと思っている。その非科学的な部分、魔法だの錬金術だのを切り捨てることで現代科学が成立したのだ、と。
>だが、科学は魔法を切り捨てたのではない。むしろ科学は魔法の直系なのだ。極端に言えば万有引力というニュートン力学の根幹こそ、魔法の最大の遺産。

>太陽も、りんごも、あなたもぼくも、みんな「万有引力」とやらで結ばれている、だって?合理的な機械論者たちはそんなキモチワルイものは認めなかった。
>一方、ニュートンは魔法も錬金術も研究していた。だからこそ「万有引力」という異様な概念を平気で導入できた。

>物理は一つの世界観で、各種の数式はその世界での因果律の表現・・・ハリーポッターに夢中になっている子供に本書を見せて教えてやろう。魔法の世界は今君の目の前にあるんだよ、と。
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考えてみますと魔法や錬金術の世界から生まれた物理法則なら、それを血となり肉となるほどに身に着けるには、ロジカルにのみ理解していたのでは無理なのかも・・・
心の奥深く、無意識の世界に根を張るまで吸収しようとすると、ロジカルなままの状態では、無意識の入り口で拒絶反応が起きてしまう。ロジカルなものにどろどろしたメンタルなものをコーティングし、融合させなければ無意識の世界には沈み込んでいかない。

せっかく身につけた知識もロジカルなままでは計算で展開できるところまでしか発展できないが、無意識の世界に根を張った知識はいざ活用しようとするとき、本来の知識だけでなく、それにまつわるいろんなものを無意識の世界から引っさげてくみ上げることとなり、時として思わぬ発展が期待できなくもない。

硬っくるしいだけのロジカルな知識が、無意識の中に潜む英知をくみ上げるポンプの役目を果たす・・・なんてことを書いているとまたしても“▼能動夢(能動的想像)と創造性”なんて話しに飛び火しそうなのでこの辺で・・・

おっと、肝心なことを書いておかねば・・・この書評の評者は山形浩生さん。なんでもこの本の著者が元東大全共闘議長だったとかで、研究者の道を歩めず、予備校で気合の入った物理の授業をしていたらしく、山形さんはそこで感銘を受けた教え子とのことです。そういえば林道義さんも東大でブント派全学連の常任中央執行委員だったとか・・・闘士なお随所で健在、ということでしょうか。(2005.3.1)
by c_mann3 | 2012-12-12 00:00 | クオリアとか進化論など | Comments(0)

◆科学思想の系譜:デカルトのシジギー性

ユング心理学では、男性性と女性性といった対の双方を具備する状態を両性具備とかシジギーと言い、未だ身分化ではあるがあらゆるものに発達しうる可能性を秘めたものといった扱いをするようですが・・・

ちょっと話を飛躍させて、デカルトってのはシジギーだったんじゃないかと・・・
デカルトから現在に至る人類の知の歴史を人の心の動きの経緯と見立てますと面白い構図が浮かび上がってきます。


「心身二元論」を唱えたデカルトは、「心」と「身(もの)」、いずれかを選択したのではなくて二つを分離はしたが双方を身に付け重視した・・・両具性をもったシジギーだったと思えなくも無い。
男女の両性を持った美少年デカルトは、従って一個の人格としては中性的で透き通るような美しさを持つがゆえに、男女両極の人たちを魅了する。

ひとつは「もの」の側面に惹かれた唯物論の人たち・・・そして一方は“われ思うがゆえに我あり”の言葉にひかれた唯心論の人たち。
デカルト自身は双方を重視していたにもかかわらず、それに惹かれて続く人たちはその片面を重視し、他方を軽視、無視、極端な場合は憎悪・・・要するに片側を無意識下に押しとどめることによってもう片方を意識、知識の世界で発達させ、現在の世界を創った。

心なんて存在の不確かなものは排除することで科学的科学?の世界を推し進めて現代の文明社会を切り拓いた人たち・・・他方、心には科学では捉えられないものがあるなんていう人たち・・・双方の埋まりそうに無い溝を見ていると、中性の美少年デカルトを取り合って憎みあう男と女といった構図を思い浮かべてしまいます。


こうした中で異色なのが脳科学を足場にクオリアを目指す人たちです。足場は唯身論ですが、その向こうに“こころ”を見ている・・・もしかしたらこの人たちこそは、シジギー・デカルト丸ごとの末裔なんじゃないか・・・なんてことを思ったりするのですが・・・(2005.3.1)
by c_mann3 | 2012-12-10 00:00 | クオリアとか進化論など | Comments(0)

   ・・・次は・・・

      ◆次はいろんな分野への進化論、認知論の波及について⇒⇒


by C_MANN3 | 2012-12-01 00:00 | クオリアとか進化論など | Comments(0)