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◆ハロン湾、ミーソン聖域・・・ベトナムへの旅

[2013.3.28載] 今回はハロン湾、ホイアンのランタン祭り、フエの宮殿跡と観光スポットを巡りながら、細長いベトナムを北のハノイから南のホーチミンまでひたすら南下していくハードスケジュールの家族旅行でしたが、心配していた天候にも恵まれハロン湾は思っていた以上に雄大な景観でした。 中国の桂林の海バージョンというのもうなづけます。

b0050634_23515421.jpgですが、今回の旅でハロン湾に劣らず狙っていたスポットがミーソン遺跡。規模はアンコールワットには及びませんがこちらは遺跡ではなく「聖域」、チャンパ王国の聖なる地です。
ミーソンとは漢字で書くと「美山」。確かに背景には美しい形をした山があり、ミーソン聖域はその山のふもとの茂みの中に忽然と現れます。戦争による破壊が無ければもっと規模が大きかったはずなのですが、今後の修復が待たれます。

そしてベトナムと言えばやはり南北統一前後の経緯に興味がわきますが、ハノイの城跡には北ベトナム時代の作戦本部の会議室がそのまま保存されていて、ホーチミンさんをはじめメンバーのネームプレートや当時の作戦地図がそのまま残されています。この会議室の地下には原爆にも耐えられる会議室や通信設備が潜んでいました。

b0050634_2353446.jpgベトナム戦争については実はひとつ勘違いをしていました。ゲリラ戦というので、ゲリラ戦ということは本部の統制などはなく、第一線のアドリブの踏ん張りといったイメージを持っていたのですが実は作戦本部の綿密な作戦と情報ネットワークがあった上でのゲリラだったようです。歴史を含めてまだまだ何かと勉強が足りないことを実感した今回の旅でした。


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by c_mann3 | 2016-07-20 00:00 |  ・・・風にまかせて・・・ | Comments(0)

◆アドリア海沿岸諸国への旅・・・

[2011.7.5載]今回の旅は旧ユーゴスラビアのアドリア海沿岸諸国。スロベニア、クロアチア、ボスニアヘルツゴビナ、そしてモンテネグロと、ディナル山脈に沿って延々600kmにわたって延びる国々の自然公園や海洋都市国家の旧市街地区といった世界遺産を転々と・・・

暑いですが湿気が無いのでさわやか、そしてバルカン半島全体が石灰岩で覆われたカルスト台地ということで何処も息をのむ景観の連続でした。

b0050634_227142.jpgb0050634_2293061.jpg北の内陸部ではブナや楓の広大な密林の中で突如として現れる乳青色の湖とそれをつなぐおびただしい数の滝。

ですがほとんど海岸線だけを領有し細長く伸びる不思議な版図のクロアチアを南下すると風景は一変。石灰石の岩肌がむき出しになった山脈が数百キロにわたってそのままアドリア海に迫り、その入り江や岬に点々とあらわれるかつての城塞都市。

この地、バルカン半島は昔からビザンチン、オスマントルコ、ハプスブルク家、ナポレオン、そして近くはソビエトと繰り返し繰り返しいろんな勢力下に置かれてきた地であり民族も宗教も多様。ですがそんな中でもドブロヴニクに代表されるように各地の城塞都市国家は伝統的に巧みな外交と経済力で一定の自主独立を守りぬいてきたとのこと。

頑強な城壁に守られ貿易で得た豊富な資金があるとはいえ、ほんの数百メートル四方の小さな都市国家が巧みな外交と金と気遣いだけで自主独立を確保する・・・こうした海洋都市国家の生き様というのは日本ではイメージが湧きにくいですよね。

b0050634_2304975.jpgb0050634_2311182.jpgどうやら交易の自由と核になる母港さえ確保できればあとはこだわらないのかもしれない。
ドブロヴニクのようにたとえ住む土地(領土)が岩肌のみの小島に追い詰められても、海がありその先々と交易し各国を自由に闊歩できるなら世界中が自国と同じ。そしてその通行手形は金と気遣いと交易品ということなのでしょうか。

人の深層心理に擬えると自己は頑強な要塞で死守するがその外に拡がる自我の輪郭についてはこだわらない。領土であれ主義主張であれ、自我の輪郭を競うから果てしなく紛争が起こる。核心となる自己は守るが自我の輪郭にはこだわらないという生き方はもしかしたら国家にも個人の生き方にも参考になるんじゃないかなどと・・・

旅行の最中は次々現れる景観に圧倒され続けるのみの毎日でしたが、帰って日が経つにつれ、いろんな思いが湧き上がってくる不思議な地、アドリア海沿岸諸国の旅でした。(2011.7.5)
by c_mann3 | 2016-07-18 00:00 |  ・・・風にまかせて・・・ | Comments(1)

◆アンコールワット再訪・・・

[2010.10.20掲載] カンボジア、アンコールワットの五日間の旅に出かけていました。
アンコールワットへのアンコールとしゃれたつもりの40年ぶりの再訪でしたが、改めて遺跡群の壮大さに感動しました。

b0050634_0177.jpg壮大で整然としたアンコールワットから、赤茶けたレンガを積み上げ風化して今にも崩れそうなロレイやバンテアイ・スレイ、そして木の根に砕かれまるで直下型地震の後のように崩れ去った石材が苔むす静寂のベンメリアやタ・プロム。しかもレリーフにはヒンズーあり仏教あり・・・おびただしい遺跡群なのに一つ一つ表情が違うのがまたいいですよね。


しかも遺跡群のあるシエムリアップの街の表情もさまざま。街の中心の幹線道路沿いは両側でおしゃれなホテルの建設ラッシュで滞在していたホテルでも税制の国際会議とかでごった返していたりして、何やら変化の兆しが感じられる風景ではある。ですが一歩横道にそれると道路はでこぼこのままで、しかも雨季にはよく水没するとか・・・

b0050634_2154911.jpgそして少し郊外にでると風景はさらに40年前の昔のままで高床式の1階にはハンモックで寝そべるおとなと、その横をはだしで屈託なく走り回る子供たち。だが昔と違うのはその横を清潔な制服姿の生徒が自転車で列をなして走っている・・・ところがその学校は教室が足りなくて二交代制だとか。

変わりつつあるところと何十年たってもそのままのところ、行き届きつつあるところと道半ばのところ…
いろんな表情を見せる遺跡群と同じく、街にもそしてそのすぐ隣の村にもいろんな風景が混然と同居している・・・それがヒンドゥーの世界の味わいなのかもしれません。

そしてそこに住む人は、今回のガイドさんがそうだったのですが…誇り高くて熱い、まさしくかつてのクメール帝国の末裔。

b0050634_2173912.jpgアンコールワットによく似た遺跡は規模はともかくベトナムにもインドネシアにも見られ、民族舞踊も楽器もそして言葉の響きも文字の形も似ているのですが…
このガイドさん、熱のこもった説明の中でことあるたびに、それはカンボジアから始まった、カンボジアが発祥の地、かつてクメール王朝の版図はベトナム、タイ、ミャンマーにまで広がっていたと。
そして誇りの極めつけはアンコールワットがある街の地名のシエムリアップ・・・なんとこれってずばり「シャムを追い出した(取り返した)」という意味なんだとか。

再訪してよかった40年ぶりの、そして束の間の異空間カンボジアの旅でした。(2010.10.20)

◆(2010.11.22追記)新しいアジア・・・

今日の日経新聞のコラム欄で興味深い話が紹介されていました。1000年前のアンコールは人口20万人、当時としては世界第4位の都市だったとのこと。1位から順にコルトバ、開封、コンスタンチノープル、そして4位のアンコールを挟んで5位が平安京。ロンドン、パリはほんの片田舎であり、ニューヨークに至っては萌芽さえ無いということになるのですが・・・

この千年で見捨てられジャングルにうずもれてしまったアンコールの朽ち果て方もすごいですが、最近は一時の競争優位を誇った中国に続く世界の生産工場としてベトナム、それに続いてカンボジアが新たな注目の的に。歴史は今も千年単位のうねりのまっただ中なのかもしれませんね。
by c_mann3 | 2016-07-16 00:00 |  ・・・風にまかせて・・・ | Comments(0)

◆中央ヨーロッパへの旅

b0050634_22464794.jpg【2007.5.30 記】

 ハンガリー、オーストリア、チェコ、スロバキア・・・これが夫婦二人での海外旅行の最初となりました。旧市街のたたずまいはまさにここがかつてはヨーロッパの中央だったことを思わせる趣でした。そして陸路オーストリアに入った途端、広大な麦畑の中に林立する風力発電にもびっくり。何しろ日本の風力発電はまだまだ観光地の客寄せパンダといったところですから・・・
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なおこの記事には二つの関連記事が・・・合わせてご参照ください。
◆中欧・・・風力発電の風景    ◆中欧の街角で・・・

by C_MANN3 | 2016-07-14 00:00 |  ・・・風にまかせて・・・ | Comments(0)

◆バリ・インドネシアの旅

【2005.3.30 記】 バリ・インドネシアの旅。子どもの学業終了を記念しての家族旅行でした。

まずは神々の住む島バリ島へ・・・ヒンドゥー寺院の独特のたたずまいと、のどかでどことなく懐かしい田園風景でまさに癒しの空間です。
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その後、続いてジャワ島へ・・・こちらはバリの癒し空間とはうって変わりボドブドゥール、プランバナンと巨大な遺跡が圧倒的な迫力で迫ってきます。
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なおこの旅をきっかけにヒンドゥーの記事をいくつか・・・合わせてご参照ください。

◆ヒンドゥー:すべての流れは・・・

by C_MANN3 | 2016-07-12 00:00 |  ・・・風にまかせて・・・ | Comments(0)

   ・・・“風にまかせて”はさらに続きます・・・

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風にまかせてのコーナーはさらに続きます。

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by c_mann3 | 2016-07-01 00:00 |  ・・・風にまかせて・・・ | Comments(0)