5/24掲載: "エネルギー"のコーナーへの新着記事です 【2017.5.24】 例年、電力消費が最少となる連休の期間中の晴れた日には、電力需要に占めるソーラーの比率が大きくなることで注目されています。そうした中で九州電力では今年の最大は4/30日でソーラー比率が73%に上ったと伝えられています。昨年の最大日は5/4の66%だったので更にソーラー比率が高まっていることが窺えます。 九州電力は毎日のエリアでんき予報で電力需要のカーブに合わせてソーラーの量もグラフ化して公開しており(図左)、四半期ごとにはその詳細値も公開されています(図右)。 ![]() ただ昨年よりもさらに多くのソーラーを無抑制で受け入れている九州電力ですが、同じ状況にある四国電力と歩調を合わせるかのように、今後はソーラーの抑制制御が必要とのアナウンスが流れています。 グラフを見る限りもうしばらくは余裕がありそうな感じもするのですが、懸念材料があるとすればやはり原発? 九州電力や四国電力は原発を稼働させながら他のエリアに電力を送出しているのですが、どうやらその行先は関西電力。その関西電力がいよいよ3~5基の原発を再稼働しそうであり、そうなると九州電力は原発電力を全量自身のエリアで消費せざるを得ず、それが結果としてソーラーの受け入れの制限につながっていくということなのでしょうか。 以下はそうした事態を避けるための提案なのですが・・・原発を再稼働はしてもソーラーの受け入れの邪魔にならないように原発の稼働パターンを変更はできないものなのでしょうか。現在の原発は13ヵ月回して2ヵ月の点検停止(稼働率86%)のサイクルで稼働させていますが、それを10ヵ月回して2カ月の定期点検(稼働率83%)とするか、16ヵ月回して2ヵ月の点検停止(稼働率89%)とする。つまり1年サイクルか1年半のサイクルとして、点検停止が常に毎年ソーラーの受け入れが最も厳しくなる4~5月や10~11月に来るようにするのも策ではないかなどと思ったりもするのですが・・・
by C_MANN3
| 2017-09-30 05:00
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